出版社内容情報
数理モデリングの基礎をねずみ算から始めて,差分方程式(漸化式)の数理モデルのみを扱い解説。多くの図を用いて理解を深める。
目次
1 数理モデルとしてのねずみ算(ねずみ算モデル;未成熟期間の導入 ほか)
2 周りの状況からの影響(負の密度効果;正の密度効果 ほか)
3 感染症の伝染(基礎モデリング;感染症の侵入成功条件 ほか)
4 情報の流布(グラノベッターの閾値モデル;集団を成す個性の分布 ほか)
5 文化因子の世代間伝達(集団遺伝学の数理モデリング;教育意識の親子間伝達ダイナミクス ほか)
著者等紹介
瀬野裕美[セノヒロミ]
1989年京都大学大学院理学研究科博士後期課程研究指導認定、同日退学。現在、東北大学大学院情報科学研究科教授、理学博士。専門、数理生物学
巌佐庸[イワサヨウ]
1980年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、九州大学名誉教授、理学博士。専門、数理生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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