出版社内容情報
比較形態学・発生学・古生物学を融合し,脊椎動物の歴史を紐解きながら,脊椎動物の脳の進化の各ステップで何が起きていたのか解説。
内容説明
自然科学の各分野におけるスペシャリストがコーディネーターとなり、「面白い」「重要」「役立つ」「知識が深まる」「最先端」をキーワードにテーマを選びました。第一線で研究に携わる著者が、自身の研究内容も交えつつ、それぞれのテーマを面白く、正確に、専門知識がなくとも読み進められるようにわかりやすく解説します。
目次
脳の概略
脳の進化発生学
脊椎動物の進化
初期の脊椎動物の形態と神経系
脳の設計図
顎の成立と脳の改変
脊椎動物の繁栄
地上への挑戦
陸海空の制覇
脳進化の極致へ
再び海へ
脊椎動物以外の脳世界
著者等紹介
村上安則[ムラカミヤスノリ]
1998年名古屋大学大学院理学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、愛媛大学大学院理工学研究科教授、博士(理学)。専門は進化形態学
倉谷滋[クラタニシゲル]
1987年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、国立研究開発法人理化学研究所生命機能科学研究センターチームリーダー、神戸大学大学院理学研究科客員教授、理学博士。専門は進化発生学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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