共立スマートセレクション<br> 現代暗号のしくみ―共通鍵暗号、公開鍵暗号から高機能暗号まで

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共立スマートセレクション
現代暗号のしくみ―共通鍵暗号、公開鍵暗号から高機能暗号まで

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  • サイズ B6判/ページ数 120p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784320009127
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C3341

出版社内容情報

 1970年代,従来の秘密鍵を共有する共通鍵暗号に加えて,公開鍵暗号と呼ばれる新しい概念が考案された。この公開鍵暗号によって鍵の配送が容易になり,インターネットのようなオープンな環境での暗号利用が容易になった。また,公開鍵暗号は電子文書の改ざん防止と作成者の確認(認証)が行えるディジタル書名にも応用され,インターネットでのサーバの認証にも利用されるようになった。
 本書では,このような現代の暗号・認証技術のしくみを,予備知識なしで理解できるように紹介し,暗号・認証技術がインターネットでの安全な通信をどのように実現しているか解説する。クラウドなどネットワーク環境の多様化に伴ない,暗号・認証技術の研究は公開鍵暗号・ディジタル署名からさらに進んでおり,その最新の研究の一つである高機能暗号についても平易に解説する。
 このような暗号・認証技術は,研究者や開発者だけのものでなく,いまや一般人も知っておく必要のある技術ともいえる。本書はそのための一助となるだろう。

第1章 暗号とは
1.1 暗号の歴史
1.2 現代の暗号・認証技術の概要
1.3 本書の構成

第2章 共通鍵暗号
2.1 ワンタイムパッド
2.2 ブロック暗号
2.3 ブロック暗号のモード

第3章 公開鍵暗号
3.1 公開鍵暗号とは?
3.2 RSA暗号
3.3 エルガマル暗号
3.4 楕円曲線暗号

第4章 ハッシュ関数とメッセージ認証
4.1 ハッシュ関数
4.2 メッセージ認証MAC

第5章 ディジタル署名
5.1 ディジタル署名とは
5.2 ディジタル署名の安全性
5.3 RSA署名
5.4 エルガマル署名
5.5 シュノア署名

第6章 インターネットへの応用
6.1 サーバ認証
6.2 公開鍵証明書
6.3 PKI
6.4 ハイブリッド暗号
6.5 SSL / TLS
6.6 暗号の危殆化

第7章 高機能暗号
7.1 双線型写像
7.2 IDベース暗号
7.3 検索可能暗号
7.4 属性ベース暗号
7.5 放送型暗号
7.6 準同型暗号
7.7 グループ署名

第8章 暗号・認証技術の今後

参考文献

解説(コーディネーター 井上克郎)

索 引

中西 透[ナカニシ トオル]

井上 克郎[イノウエ カツロウ]

目次

1 暗号とは?
2 共通鍵暗号
3 公開鍵暗号
4 ハッシュ関数とメッセージ認証
5 ディジタル署名
6 インターネットへの応用
7 高機能暗号
8 暗号・認証技術の今後

著者等紹介

中西透[ナカニシトオル]
1998年大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、広島大学大学院工学研究院情報部門教授。博士(工学)。専門は情報セキュリティ、暗号理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ことよん

1
中身の数学は、とんと理解できず。薄い本ですが、難しかったです。2018/04/30

ととむ

0
ざざっと概観。マシン性能が上がったら、過去のデータ解析も可能だと思うと片っ端からデータそのものをためこんどくのも有りなんかなあ。古いもんは役立たずかな?2017/06/29

みるか

0
現代社会は,コンピュータネットワークによって支えられており,ネットワークによる通信が日々行われている.その通信が安全に行われているのは,暗号という技術があるためである.一応予備知識が要らないことにはなっているが,数式がそこそこでてくるので,数式にアレルギーのある人はきついかも.2017/06/02

aquilane

0
C2024/03/10

ふら〜

0
平易に暗号技術の基本をおさらい出来る。簡単な数学で根拠も学べるので入門書としては良いかと。2018/12/24

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