なぜアートに魅了されるのか

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なぜアートに魅了されるのか

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  • サイズ A5判/ページ数 336p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784320006218
  • NDC分類 704
  • Cコード C3040

出版社内容情報

・悲しい絵画を楽しむとは?
・4万年前、人類は何を表現しようとしたのか?
・セザンヌもアール・ブリュット?

アート×科学
研究者たちの大いなる謎解き

今日ではアートは職業として成り立ち、作品は商品として取引されていますが、そもそも芸術活動の本質はもっと根源的なところにあります。子どもたちが報酬を求めず絵を描くことや、生活に苦しみながらも創作を続ける芸術家の存在は、人間が本能的にアートに魅了される生き物であることを示しているのではないでしょうか。

本書では、動物心理学、美術史、記号論、実験美学、神経美学、アール・ブリュット、テクノロジー、さまざまな領域で活躍する第一線の研究者たちが、「ヒトはなぜアートに魅了されるのか」の問いに学問領域を超えて挑みます。


【目 次】
第1章 アートの進化的起源(渡辺 茂)
第2章 なぜ洞窟に壁画を描いたのか:ヨーロッパ旧石器時代人が残した具象像と幾何学形(五十嵐ジャンヌ)
第3章 記号としての描画(幕内 充)
第4章 アートを実験する:実験美学の視点(星 聖子)
第5章 なぜ悲しい芸術を求めるのか?(石津智大)
第6章 アートの治外法権性:アール・ブリュットの場をめぐって(内海 健)
第7章 モダン・アートにおける闘いの場:ガーデニングとイメージの作用力(後藤文子)
第8章 次なる知覚へ:アート&テクノロジー/サイエンスの視点から(森山朋絵)

コラム
小さな子どもたちのダンスが教えてくれること(山本絵里子)
アートによる発達支援(近藤鮎子)
キャンバスとしての皮膚と着衣の起源(百々 徹)
彫刻:視点の散歩(植松琢麿)
アール・ブリュットの現在:英国、パリ、滋賀の事例より(保坂健二朗)
そこにあるアート:アートの非実在性(清原舞子/伊集院清一)
アートは普遍的か?(G・カプチック/宮坂敬造 訳)

内容説明

悲しい絵画は楽しむとは?4万年前、人類は何を表現しようとしたのか?セザンヌもアール・ブリュット?アート×科学。研究者たちの大いなる謎解き。動物心理学、美術史、実験美学、神経美学、アール・ブリュット、テクノロジー。

目次

第1章 アートの進化的起源(渡辺茂)
第2章 なぜ洞窟に壁画を描いたのか―ヨーロッパ旧石器時代人が残した具象像と幾何学形(五十嵐ジャンヌ)
第3章 記号としての描画(幕内充)
第4章 アートを実験する―実験美学の視点(星聖子)
第5章 なぜ悲しい芸術を求めるのか?(石津智大)
第6章 アートの治外法権性―アール・ブリュットの場をめぐって(内海健)
第7章 モダン・アートにおける闘いの場―ガーデニングとイメージの作用力(後藤文子)
第8章 次なる知覚へ―アート&テクノロジー/サイエンスの視点から(森山朋絵)

著者等紹介

渡辺茂[ワタナベシゲル]
慶應義塾大学名誉教授。1975年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。文学博士。専門は、実験心理学・神経科学・比較認知科学。1995年イグ・ノーベル賞、2017年日本心理学会国際賞・特別賞、2020年山科芳麿賞を受賞

大崎睦[オオサキムツミ]
東京都公立大学法人東京都立大学管理部生涯学習推進課オープンユニバーシティ職員。京都芸術大学大学院芸術研究科(通信)修士課程修了。修士(芸術学)。2018年より東京都立大学にて生涯学習講座の企画を担当し、本書著者、渡辺茂、星聖子による講座をはじめ、アート分野を中心に多くの講座企画を手がける

五十嵐ジャンヌ[イガラシジャンヌ]
東京藝術大学、慶應義塾大学、立教大学、明治学院大学、実践女子大学、文化学園大学非常勤講師。2003年フランス国立自然史博物館大学院博士課程修了。博士(先史学)。専門は、美術史・考古学

幕内充[マクウチミチル]
国立障害者リハビリテーションセンター研究所脳機能系障害研究部高次脳機能障害研究室室長。2001年東京大学医学系大学院脳神経医学専攻博士課程修了。博士(医学)。東京大学医学系大学院認知言語医学講座、カロリンスカ研究所神経科学部門人脳研究講座、マックス・プランク認知神経科学研究所神経心理学部門などを経て現職。専門は、認知神経科学

星聖子[ホシセイコ]
慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート未来共生デザインセンター共同研究員、北里大学、桜美林大学非常勤講師、東京都立大学オープンユニバーシティ講師。1989年慶應義塾大学理工学部物理学科卒業ののち、1989~1994年石川島播磨重工業株式会社(IHI)宇宙利用開発部勤務などを経て現職。2004年慶應義塾大学大学院文学研究科美学美術史分野博士課程単位取得退学。専門は美学・美術史

石津智大[イシヅトモヒロ]
関西大学文学部心理学専修教授。2009年慶應義塾大学大学院社会学研究科心理学専攻博士課程単位取得退学。博士(心理学)。ロンドン大学生命科学部リサーチフェロー・シニアリサーチフェロー、ウィーン大学心理学部リサーチャーなどを経て、現職。専門は神経美学・認知脳科学

内海健[ウツミタケシ]
東京藝術大学名誉教授。1979年東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院分院神経科、帝京大学医学部精神神経科学教室、東京藝術大学保健管理センターなどを経て、現職。博士(医学)。専門は精神医学・精神病理学

後藤文子[ゴトウフミコ]
慶應義塾大学文学部人文社会学科(哲学系)教授。1996年慶應義塾大学大学院文学研究科美学美術史学専攻博士課程単位取得退学。修士(美学)。東京国立博物館研究員(文部技官)、宮城県美術館研究員を経て、現職。専門は西洋美術史

森山朋絵[モリヤマトモエ]
メディア芸術キュレーター/東京都現代美術館学芸員。2007年より現職。日本バーチャルリアリティ学会大会フェロー。大阪芸術大学アートサイエンス学科客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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