出版社内容情報
【内容】
学生がレポートや卒業論文などを作成する上で参考にできるようにLaTeXを用いた論文作成のポイントを簡潔にまとめた。テクニカルライティングとLaTeXの基礎をコンパクトにまとめてあるため,それぞれについての解説書を購入しなくてもすみ,入門書としての実用性は高い。
【目次】
第1章 科学技術論文作成とLaTeX
1.1 本書のねらい
1.2 科学技術論文とLaTeX
1.2.1 文書整形システムLaTeX
1.2.2 日本語,英語,そしてLaTeX
1.2.3 LaTeX利用の心構え
1.2.4 LaTeXのバージョンとスタイルファイル.
1.3 本書の構成と利用上の注意
第2章 参考文献
2.1 はじめに
2.2 参考文献の記述
2.3 文献の参照
第3章 論文の作成開始
3.1 論文の序論
3.2 マクロの活用
3.3 図と表
3.4 サンプル・レポート
第4章 文章表現
4.1 技術文章の基本
4.2 用字と用語
4.2.1 送りがなと同音語
4.2.2 術語の選択と術語の作成
4.3 文の構成
4.3.1 悪文を避ける
4.3.2 連体修飾と連用修飾
4.3.3 別表現
4.4 憤用的な言い回し
4.5 どこに句読点を打つか
4.6 内容の吟味と推敲のポイント
第5章 数学記号
5.1 一般的注意
5.2 LaTeXと数式
5.2.1 LaTeXの数式モード
5.2.2 数式の番号
5.2.3 数式モード中の空白
5.3 数式の記述
5.3.1 数式モード中のフォント
5.3.2 \cdotsと\ldots
5.3.3 ギリシャ文字
5.3.4 類似の表記が存在する場合
5.3.5 かっこの大きさ
5.4 数式と文章の関係
5.5 命題,定理,系,補題
第6章 その他の記号
6.1 空白
6.2 空白を伴わない記号
6.3 省略と挿入
6.4 強調
6.5 全角か半角か
6.6 コロンとセミコロン
6.7 略語のまとめ
第7章 研究論文に向けて
7.1 論文による研究成果の公開
7.2 論文投稿のマナー
7.3論文投稿と査読のプロセス
7.4 英文論文の執筆のために
7.4.1 英語論文による英語の学習
7.4.2 英文の誤りとその発見
参考文献
付録A
付録B
索 引
内容説明
論文やレポートを作成する場合、「内容」と「形式」という二つの側面に配慮が必要である。本書は、LaTeXを使った科学技術論文作成を念頭において、その際に必要となる主として形式面における配慮をまとめたものである。
目次
第1章 科学技術論文作成とLaTeX
第2章 参考文献
第3章 論文の作成開始
第4章 文章表現
第5章 数学記号
第6章 その他の記号
第7章 研究論文に向けて
著者等紹介
横尾英俊[ヨコオヒデトシ]
1954年山形県生まれ。1978年東京大学工学部計数工学科卒業。1980年同大学院工学系研究科情報工学専門課程修士課程修了。現在、群馬大学工学部情報工学科教授・工学博士。専攻、情報数理工学
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