目次
なぜ勉強しなければいけないのか?
なぜ幼児の時から学ぶのか?
なぜ教科で学ぶのか?
先生はいつも何をしているのか?
なぜ教室は息苦しいのか?
いじめは「自尊心」と関係があるのか?
なぜコミュニケーション能力が必要なのか?
なぜ国際理解教育が必要なのか?
なぜ大学入試はあるのか?
なぜ学ぶのにこんなにお金がかかるのか?
なぜ人は学校以外でも学ぶのか?
なぜ働かないといけないのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鵜殿篤
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【感想】広島大学教育学部の叡智を結集した教育学入門書で、なかなか熱い。この熱さは、私にも初心を思い返させてくれて、とてもいい。私がどうして「教育学」を志したか、確認するいい機会になったのであった。 が、私が学部に進学したときは、吉澤先生は「反教育学」だったし、寺崎先生はフーコー権力論だったし、先輩たちからは筑波や広島(旧高等師範)に対する悪口(?)を聞かされるしで、教育の現実に対して前向きに取り組む姿勢は身につかず、近代教育の相対化に日々勤しんでいたのであった。ははは。2019/06/22