目次
1 読みの転回(『おてがみ』(アーノルド・ローベル)―方法としてのユーモア
『アレクサンダとぜんまいねずみ』(レオ・レオニ)―テクストの行為性を求めて
『注文の多い料理店』(宮沢賢治)―第三の視線 ほか)
2 読みの再転回(『言葉の力』(池田晶子)―語りえぬものについては、沈黙してはならない。
『少年の日の思い出』(ヘルマン・ヘッセ)―語ること/語られること
『走れメロス』(太宰治)―教材失格 ほか)
3 言語論的転回以後の読みの教育(この教室に“言葉”はありますか?;“死者”の言葉―文学教育の(不)可能性を問う
読みの教育と文学理論 ほか)
著者等紹介
丹藤博文[タンドウヒロフミ]
国立大学法人愛知教育大学教育学部国語教育講座教授。1960年4月10日、弘前市生まれ。東京学芸大学大学院修了。東京都立高校教諭を経て、現職。日本文学協会・全国大学国語教育学会・日本読書学会・日本国語教育学会・日本近代文学会・宮澤賢治学会等に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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