内容説明
魅惑の課題が教室をスリルとサスペンスの渦に誘い込む。
目次
1 魅力的な国語科授業の創造に向けて(国語科授業の考え方;「読むこと」の指導方法)
2 文学的な文章の指導法(文学的な文章で指導すべき事柄)
3 国語科授業にスリルとサスペンスを―『少年の日の思い出』『走れメロス』『故郷』を例に
(『少年の日の思い出』―エーミールに着目して;『走れメロス』―ディオニスに着目して;『故郷』―楊おばさんに着目して)
著者等紹介
河野庸介[コウノヨウスケ]
昭和26年、伊豆大島差木地生まれ。明治大学文学部卒業。東京都公立中学校教諭、東京都教育庁指導主事、東京都立教育研究所指導主事、文部省初等中等教育局中学校課教科調査官、国立教育政策研究所教育課程調査官等を経て、平成16年度より群馬大学教育学部教授に就任。平成21年度より群馬大学教育学部附属小学校長を兼務。平成18年度群馬大学ベストティーチャー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しゃお
1
そこまでスリルは感じないが、読み取り方は納得がいく、すっきりとしたものだった。2017/02/10
酒井 朋子
1
3学期の「走れメロス」の授業作りに貢献した一冊です。大学で行なう、作品見取り図を作成するところからはじめ、この本を参考にして授業を組み立てました。お世話になりました。 深く読み込むための授業をする専門書、意外とないんですよね。 本当に助かりました。2015/02/01
うめこちゃん
1
全体から部分へ、部分から全体へ。無理のない解釈で参考になる。2013/01/19
フィリッポ・インザーギ
0
『少年の日の思い出』『走れメロス』『故郷』という各学年のメインとも呼べる作品の授業プランが載っている。これをそのまま授業するだけで、子どもたちの食いつきが違います。自分の授業を見直すきっかけとなった一冊。2013/12/17
ぽな
0
サスペンスもいろいろ。 実際にはかなりの力量と鍛錬の上が必要な気がします。2014/05/22