内容説明
教育改革は、何をもたらすのか。全国に先駆けて改革を推進してきた品川区の教育政策の成果と課題について、豊富なデータをもとに検証する。
目次
第1章 品川区の教育改革―その評価をめぐる論議と検証の課題
第2章 学校選択制
第3章 学校評価制度―自己評価と外部評価
第4章 小中一貫教育
第5章 市民科
第6章 品川区の教育行政システム
第7章 補論・教育改革のねらいと思想―若月秀夫教育長に聞く
第8章 品川区の教育のこれから
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lanikai
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品川区の小中一貫教育批判本を2冊読み、いずれも批判のための批判で定量的な裏付けに乏しかったため消化不良気味だった。本書は推進側のバイアスがないわけではないが、メリット・デメリットの両方を腹に落ちる形で理解できる。巻末の若月教育長のインタビューも、彼が「声が大きく無茶振りなトップダウン」だけではないことが理解でき収穫だった。任せてもいいかな、と思えるほど。その他教員・児童・保護者へのアンケート結果やB&S活動の成果は大変興味深いので品川区の小中学生の親御さんは必見。最新のデータも知りたい。2013/01/16
tk
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子供、学校、教員が「選択と集中」によって排除されるようなことがあってはならない。その点で、品川区はまともで、大阪はダメだ。学力テストの個別の結果を公表しないという点で、犬山市とも親和性が高い。2012/12/13
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