読んでおきたい日本の名作<br> 山月記・李陵ほか

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読んでおきたい日本の名作
山月記・李陵ほか

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  • サイズ B40判/ページ数 210p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784316800318
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0393

出版社内容情報

ご存知、教科書の定番中の定番です。どなたも一度は目を通したことがあると思います。しかし、その真価は通り過ぎただけではなく、もう一度読むことによって感じとることができると思います。祖父が漢学者であるという家系による正統派の中国古典の教養、その古典の新たな意匠による創作は、現代でも高く評価されています。漢語を駆使した響くような格調の高い文体は、いま流行りの「声に出す」読みにおいてもアピール力抜群です。

目次
「山月記」「牛人」「名人伝」「弟子」「李陵」「環礁」よりの二編(寂しい島・真昼)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゴールドまであと945日

22
昔、高校時代に読んだ。「山月記」、『李陵』とも、若くして亡くなった中島敦、老いとも言われる時期まで生きて、文章家であったら、どんなに素晴らしいことか。漢文を素養にしている小説家は、老いても立派な作家になる。夏目漱石や森鴎外など基礎的教養が基盤としてしっかりしている。現代の日本人、それがあるかどうか、はなはだ疑問、いかにコンピュータが発達しても、SNSやゲームが能力向上につながっているかどうか、あるいは物の考え方の成長につながっているとは思えない。哀しい時代ではある。LBGTQなど、他人が生きる上でなにか。2022/09/02

よきし

8
知り合いから、中島敦は山月記が有名だけど、他の作品は全然毛色が違ってむしろ異色と聞き、読んでみた。全体的に短編よりも中編の方がのめり込める。遺作で完成していない李陵とか素晴らしかった。弟子も引きこまれた。予想以上に面白かった。機会を見つけてまたほかの作品も読んでみよう。2011/10/05

NICK6

3
慣れない漢字や聞いたことない言葉、歴史的伝聞等、苦戦するも、注釈が下段で詳細フォローしてくれて、特にストーリー没入の妨げにはならない。一文に言い換え補強させながら状況を平易に拡張、活写させるスタイルではない。情況も心象をも、一文一言に短く凝縮させて、言葉と言葉の組合せの妙が滲みこんでいくよう。李陵がいい。正に流されていく物語。あるべき未来の動線が、喪失気味の精神の混沌へ変異、過去へ押し戻していく心の静止。なんとも重ぐるしい闇。敵味方の単純な図式が、崩壊し、なおかつ最後に残っている筈の生の意味と無意味。2020/09/30

カレーライス

2
文章自体は難しそうな見た目をしていますが、登場人物の気持ちは理解しやすいところが好きです。 山月記は読む度に李徴の悔しさが伝わります。 山月記と名人伝以外は恥ずかしながら初めて読みました。 全体的に自分が今まで読んできた小説と違い、主人公たちが周りの人全員に歓迎されているわけでなく、孤独の中で苦悩している印象でした。 弟子で描かれる師弟関係が信頼しあった友達のようで微笑ましかったのですが、その分最後は悲しくなりました。 2019/03/23

ㄜƕ

2
美しいものに心が動く、、もっと研究したくなった。2016/04/14

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