内容説明
封鎖都市レニングラードからの脱出、酷寒のラーゲリ（強制収容所）に生まれた愛と悲劇、ＫＧＢの恐怖、原子炉爆発事故の謎…。読者を現代史の渦中に引き込む奇跡のノンフィクション・ノベル。
著者等紹介
ブラゴターロワ，ファイナ［ブラゴターロワ，ファイナ］［Благодарова，Фаина］
１９３１年、旧ソ連、レニングラードのユダヤ系ロシア人家庭に生まれる。７３年にカナダに移住、ロシアン・レストランの経営者、歌手として成功。９１年、アメリカに移住。作詞・作曲をふくめ、本格的な創作活動に取り組む
佐伯靖子［サエキヤスコ］
１９４３年東京に生まれる。早稲田大学文学部露文科卒業。プーシキン大学留学。児童図書編集者を経てフリーライター、翻訳家に
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感想・レビュー
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Cinejazz
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旧ソ連、レニングラ－ドにユダヤ系ロシア人として生まれた女性の数奇な運命と苛酷な人生の実体験を描く。 巻末の解説では、時代に翻弄された人々の苦悩や非常な体制下での歴史的背景についての理解が深まる。 「静かなドン」の著作者はショ－ロホフにあらずの逸話は、証拠が隠滅され立証されていない。（O図書館蔵書)2017/07/20
shibawanko
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確かに大変な目にあって それでも逞しい女性だとは思うけれど、この時代のソ連に生きた女性の平均なのでは、と平和ボケしている日本人の私は思ってしまいました。作者の方、ごめんなさい。あと、翻訳がイマイチかなあ。2019/09/16
