出版社内容情報
アフターコロナの流れの中で,ビジネス世代を中心に,リスキリングや学問の学びなおしなどが定着しつつあります。
本書は「進化」「細胞」「ゲノム」「生態系」「人体のメカニズム」といった,中学・高校でも学習するような生物の基本的な内容を,図やイラストメインでわかりやすく解説した一冊です。
解説もSTEP1~3を順番通りに読むだけ。生物学の基本をサクッと学べます。
「害獣」を駆除したつもりが,生態系を乱すことも?」「地球上で最も小さい細胞と大きな細胞とは?」「双子の遺伝子はほんとうにまったく同じ?」「トカゲの雌雄は,何で決まる?」「ES細胞」と「iPS細胞」のちがいは?」など,興味深い話題もとりあげています。
【目次】
1.多種多様な生物を生みだした「進化」
地球は多様な生物であふれている
生物は三つのドメインに分類される
「シアノバクテリア」が青い空をつくった
生命の歴史に突如あらわれた多様な動物たち
くりかえされてきた大量絶滅と繁栄
「ヒト」の系統を残しているのはわれわれホモ・サピエンスだけ
五つの条件のうち,一つでも満たせば進化がおこる
生物学に大きな影響をあたえたダーウィンの「進化論」
生物を分類するための「系統樹」
「生態系」の中で物質とエネルギーは循環する
Q&A 「害獣」を駆除してしまうと,生態系のバランスがくずれる場合がある? など
2.生物の体の基本単位「細胞」
生物の細胞を構成するさまざまな“部品”
真核生物の細胞は細菌を取りこんで生まれた?
タンパク質の“物流拠点”「ゴルジ体」
エネルギーを合成する「ミトコンドリア」
「細胞膜」は,細胞の形を構成する以外にも役割がある
細胞分裂ミスを防ぐための“チェックポイント”
細胞の死には二つのタイプがある
植物の細胞は動物の細胞とどうちがう?
太陽の光を化学エネルギーにかえる「光合成」
「ウイルス」は生物なのか? 非生物なのか?
Q&A 人工光合成が人類のエネルギー問題を解決する? など
3.生物の「生殖」と「遺伝」のしくみ
メンデルがみつけた「遺伝の法則」
「遺伝子」は細胞のどこにあるのか
親の染色体はつぎはぎされて子へと受けつがれる
遺伝子の実体は核に存在する「DNA」
遺伝子はタンパク質の“設計図”
設計図をもとにアミノ酸がつながれていく
遺伝子は「変異」をおこすことがある
生物には「無性生殖」と「有性生殖」がある
卵の中にたどりつけるのは,たった1個の精子だけ
受精後7週までの胎児には,体に男女の差がまだあらわれない
受精卵は全種類の細胞になれる「全能性」をもつ
種子をつくる植物の受精のしくみ
Q&A 双子の遺伝子はほんとうにまったく同じなのか? など
4.細胞と免疫と人体
生命を維持する「代謝」には「異化」と「同化」がある
細胞は「呼吸」によってエネルギーを得ている
栄養素は主に小腸で「消化吸収」される
すべての血液細胞は,1種類の細胞から生まれる
免疫システムは「自然免疫」と「獲得免疫」の二段がまえ
「アレルギー」は免疫機能の“誤作動”によるもの
主な「ワクチン」の種類と免疫誘導のしくみ
「ニューロン」による宇宙規模の複雑ネットワーク
がんは無限に分裂できる不死の細胞
Q&A 花粉症の「コップ理論」は,実はまちがっていた? など
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