出版社内容情報
表紙のフェルメールの名画が目を引く本書は、「色とは何か」という根源的な問いに最新科学で迫ります。リンゴが赤く見えるのは脳の認識によるものという驚きの事実から、生物が生き残るために進化させてきた視覚の戦略、名画や工芸品に隠された色と光が織りなす仕掛けまでを徹底解説。自然界や芸術に溢れる色彩の正体を知れば、普段何気なく見ている景色が全く別の表情を見せ始めます。誰かに話したくなる発見に満ちた、美しく知的な一冊です。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
145
真珠の耳飾りの少女の表紙に魅かれて読みました。 これだけの色を判別出来るのが、人類だけだとすると、人類は、特別な存在なのかも知れません。 https://www.newtonpress.co.jp/separate/back_physics/mook_260610_1.html2026/06/09
まいこ
11
見るということの不思議さを堪能した。我々が可視光の波長だけを見るように進化したのは、赤外線や紫外線を通さない大気組成の星に適応してそうなったんだなと改めて思う。紫外線や赤外線を見る目で見れば、ガラスも水も不透明なのだ。波長によって屈折率が違うから虹が見えるけれど、レンズでは色収差によりぼやけてしまう話など、とても興味深かった2026/09/22
Shinjuro Ogino
2
ニュートン別冊で、図が多くわかりやすかった。幾つか。1)藤田嗣二の白には、日本画材料の胡粉が含まれていることが判り、これは蛍光発光する。ポーラ美術館は最近紫外線をカットした照明に替り、影響があるかも知れない。2)色素が関わらず発光する仕組みの構造色が発見された。ヒトもこれを利用した色が作れる可能性がある。3)フェルメールも使っていたことで有名な青色顔料のラピスラズリ。2026年2月、日本で初めてのラピスラズリが新潟県糸魚川市で発見された。同年8月末まで同市のフォッサマグナミュジアムで展示される。2026/08/05
本まーちゃん
1
そうなんだワード:液晶テレビの単位画素。虹。水を鏡にする入射角48度。2026/08/08
kaz
0
気になるところを拾い読み。わかりにくいところもあるが、総じて面白く感じられた。図書館の内容紹介は『リンゴの色は、なぜ赤い? 目はどうやって色を感じる? ガラスはなぜ透明なのか? 「色」と「光」に焦点を当て、自然界から美術・工芸の世界に至るさまざまな例をみながら、最新科学をもとにその正体を探る』。2026/08/21




