出版社内容情報
好評の新書籍シリーズ,第8弾は,日々の生活に関わりの深い「筋肉」を特集します。コロナ禍を経て新しいライフスタイルが定着した人も多いでしょう。それにあわせて,筋トレやストレッチといった,体のセルフケアに対する関心は高まっており,SNSや動画投稿サイトでも人気のジャンルとして定着しています。
本書では,筋肉に関する基礎知識はもちろん,部位ごとにそれぞれの主要な筋肉のはたらきや注意点,その部位を効果的にメンテナンスする方法などをわかりやすく紹介しています。解説もSTEP1~3を順に読んでいくだけなので,長い解説を一気に読み込んだり,読む順番に迷ったりということもありません。
それぞれの筋肉のはたらきを理解し,それを意識して筋トレやストレッチを行うと,より効果がますとされています。ニュートンが得意とする精巧で美しいイラストを眺めるだけでも楽しめる内容となっています。
「子どもは筋肉痛にならない?」「肩こりを予防するには?」「軽い負荷でも効率よく筋トレする方法とは?」「筋肉量を維持するには食事量よりも間隔が重要?」など,おもしろい話題もたくさん取り上げています。ぜひご覧ください。
【目次】
1.筋肉の基本的なしくみ
筋肉は大きく3 種類に分けられる
骨格筋は筋線維が集まってできている
筋トレで筋肉は太く,大きくなる
ミトコンドリアをふやせば持久力もアップ
筋肉痛は主に組織の損傷・炎症でおきる
柔軟性を決める要素は三つある
筋肉は血糖値にも影響している
筋肉が“ 喜ぶ” のは栄養バランスのよい食事
Q&A 毎日のように筋トレを無理につづけても,効果は上がらない? など
2.頭と首を動かす筋肉
顔面の筋肉が豊かな表情を生みだす
眼球を動かしている6 本の筋肉
ものをかむときに使われる筋肉
はげしい呼吸には首の筋肉も使う
頭を前に倒し,ものを飲みこむための筋肉
頭を後ろに倒し,首をまわすための筋肉
現代人がおちいりやすい「スマホ首」
実践ストレッチ① 首まわりの筋肉をほぐそう
Q&A のどの筋肉も鍛きたえることができる? など
3.腕と手を動かす筋肉
力こぶをつくりだす上腕の筋肉
腕をまわし,物を持ち上げる肩の筋肉
手首を自由自在に動かす前腕の筋肉
細かい作業を可能にする手の筋肉
手首をひねる動作にかかわる筋肉
ひじの靭帯を再建するトミー・ジョン手術
実践筋トレ① 腕や肩まわりの筋肉をつけよう
実践ストレッチ② 腕や肩まわりの筋肉をほぐそう
Q&A 「突き指」の多くは靭帯損傷だった? など
4.上腕と体幹を動かす胴体の筋肉
肩関節を力強く動かす胸の筋肉
上体を曲げ,呼吸も助ける腹の筋肉
上体をひねる動作にかかわる脇腹の筋肉
前方の物を引きつける背中の筋肉
背骨をうしろから支える背中の筋肉
実践筋トレ② お腹まわりの筋肉をつけよう
実践筋トレ③ 胸や背中まわりの筋肉をつけよう
実践ストレッチ③ お腹や背中まわりの筋肉をほぐそう
Q&A 軽い負荷でも効率よく筋トレをする方法とは? など
5.立って歩く動作をになう脚やお尻の筋肉
脚を振りだす動作にかかわる深部の筋肉
内臓を支える骨盤の筋肉
ひざをのばし,脚を後方に振る太ももの筋肉
つま先を持ち上げるすねの筋肉
足首でけりだすふくらはぎの筋肉
足指を動かし,バランスをとる足先の筋肉
実践筋トレ④ 脚やお尻まわりの筋肉をつけよう
実践ストレッチ④ 脚やお尻まわりの筋肉をほぐそう
Q&A なぜ足がつってしまうのか? その予防法はあるのか? など
内容説明
3ステップでOK!STEP1~3を順番に読むだけ!スキマ時間で効率よく教養が身につく!
目次
1章 筋肉の基本的なしくみ(筋肉は大きく3種類に分けられる;骨格筋は筋線維が集まってできている ほか)
2章 頭と首を動かす筋肉(顔面の筋肉が豊かな表情を生みだす;眼球を動かしている6本の筋肉 ほか)
3章 腕と手を動かす筋肉(力こぶをつくりだす上腕の筋肉;腕をまわし、物を持ち上げる肩の筋肉 ほか)
4章 上腕と体幹を動かす胴体の筋肉(肩関節を力強く動かす胸の筋肉;上体を曲げ、呼吸も助ける腹の筋肉 ほか)
5章 立って歩く動作をになう脚やお尻の筋肉(脚を振りだす動作にかかわる深部の筋肉;内臓を支える骨盤の筋肉 ほか)
著者等紹介
谷本道哉[タニモトミチヤ]
順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科教授。1972年生まれ。大阪大学工学部卒。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。専門は、運動生理学、バイオメカニクス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。