出版社内容情報
これまでは,「気分がふさいで会社に行けない」とか,「授業中じっと座っていられない」といった,気持ちの変化や変わった行動に対して理解を得られず,苦しむケースは少なくなかったようです。
しかし現在では,こうした症状は単なる「甘え」や「性格」のせいだけではないことがわかってきました。たとえば「うつ病」は,「セロトニン」という脳内の化学物質が関係しています。また,病気とはことなる「発達障害」の認知も進んでいます。このほか,若い世代の「スマホ依存」や「ゲーム依存」が深刻化するなど,現代は“精神の病気”への関心が高まっているといえるでしょう。
本書では,さまざまな精神疾患について紹介するとともに,治療方法や予防についても解説します。本書を読めば,精神の病気についての知識や理解を深めることができるでしょう。ご期待ください!
内容説明
知識ゼロから読める超入門書!
目次
1時間目 いろいろな心の健康問題(心の健康問題を知ろう;誰もが発症しうる「うつ病」 ほか)
2時間目 誰もがなりうる「依存症」(依存症って何?;さまざまな依存症―物質依存 ほか)
3時間目 脳の特性「発達障害」(発達障害とは?;コミュニケーションが苦手な自閉スペクトラム症(ASD) ほか)
4時間目 心の不調や精神疾患への対応法(心の健康問題や精神疾患におこなわれる対応)
著者等紹介
滝沢龍[タキザワリュウ]
東京大学大学院教育学研究科准教授。医師・医学博士。神奈川県横浜市生まれ。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。専門は精神神経科学。研究テーマは、神経生理学、臨床精神医学、臨床心理学、メンタルヘルスなど、多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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