出版社内容情報
自然科学系の学科のことを「理科」といいます。多くの人は,中学校や高校で,「生物」「化学」「物理」「地学」の,四つの分野を学んだのではないでしょうか。
中学校や高校で理科を学ぶのには,理由があります。それは,理科の知識を「教養」として身につけることで,自然界のさまざまなしくみやルールがわかるようになるからです。そして,単に知識がふえるだけではなく,物事を科学的に考えられるようになります。SNSやインターネット上の情報を簡単に信じこまず,疑問に感じたことをきちんと調べ,検証するくせを早いうちにつけておくと,その後の人生にきっと役立つでしょう。
さらに,理科は最先端の科学の基礎にもなります。中高で学習する理科の知識を正しく身につけることで,世の中の見え方が変わってくることでしょう。
この本は,中学校と高校で学ぶ理科の重要項目を,1冊に凝縮したものです。1章で「生物」,2章で「化学」,3章で「物理」,4章で「地学」を紹介していますが,どの章から読んでも大丈夫! 好きなところから読み進め,大いに楽しんでください。
内容説明
身のまわりの現象がわかる!手軽に学びなおしもできる!
目次
プロローグ 身近なニュースには、「理科」がいっぱい!
1 生き物の共通点と多様性をさぐる「生物」(中高の「生物」では、こんな内容を学ぶ;すべての生き物が「細胞」でできている! ほか)
2 物のなりたちと性質を解き明かす「化学」(中高の「化学」では、こんな内容を学ぶ;物質は温度に応じて「固体」「液体」「気体」に変化する ほか)
3 自然界の背景にある法則をさぐる「物理」(中高の「物理」では、こんな内容を学ぶ;エネルギーは、形が変わっても総量は変わらない ほか)
4 地球や宇宙のダイナミックな変動「地学」(中高の「地学」では、こんな内容を学ぶ;地震や火山噴火の原因は、地球をおおうプレートの動き ほか)
著者等紹介
縣秀彦[アガタヒデヒコ]
国立天文台准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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