出版社内容情報
大好評の「ニュートン式超図解 最強に面白い!!」シリーズがコンパクトな新書サイズで登場! 第11弾は2020年5月に発売された『ニュートン式 超図解 最強に面白い!! 無』の新書版です。
★はじめて学ぶ中高生にとって最強の入門書!
★やさしいイラストで,最強によくわかる!
★コラムにマンガにQ&A。トリビア的な知識も満載! 余分な知識もさらに増量!
★すべての漢字にふりがなを振っているため,専門用語も迷わず読める!
「無」は何もないようで,実はダイナミックでエキサイティングな事実にあふれています。たとえば,空間から物質などをすべて取り除いて,完ぺきな「無」の空間をつくったとしても,そこには無数の粒子がひとりでにわきたっているといいます。また,時間も空間さえも存在しない「無」から,宇宙が生まれるという仮説もあります。
本書は,「無」の世界を数字,空間,時空の三つの観点から,“最強に”面白く紹介。驚きの発見に満ちた「無」の世界をお楽しみください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こっそりアイス
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難しい・・・。本のタイトルは「無」だが、「0」「絶対零度」「真空」「宇宙の始まり」と話が進むにつれ、数学→化学→物理学→〇〇物理学と奥が深すぎる展開に。素粒子?ゆらぎ?虚数時間?全く頭が追いつかない凡人の悲しさを噛み締めつつ、それでも面白いとは思った。真空の中にも「何か」が満ちていて、「電場」「磁場」「ヒッグス場」「ダークエネルギー」などがある、というのは初耳。真空では音は伝わらないけれど、光が伝わるのは「電磁場」のおかげとは!こういう分野を、理論で(そして時には壮大な実験で)確立していく人達を尊敬する。2025/04/19