出版社内容情報
大好評の「ニュートン式超図解 最強に面白い!!」シリーズがコンパクトな新書サイズで登場! 第10弾は2021年9月に発売された『ニュートン式 超図解 最強に面白い!! 哲学』の新書版です。
★はじめて学ぶ中高生にとって最強の入門書!
★やさしいイラストで,最強によくわかる!
★コラムにマンガにQ&A。トリビア的な知識も満載! 余分な知識もさらに増量!
★すべての漢字にふりがなを振っているため,専門用語も迷わず読める!
哲学がはじまったのは,今から2500年以上前の,古代ギリシャの時代とされています。現代の私たちが「科学」とよぶ学問も,当時は哲学に含まれていました。哲学と科学が分かれたのは,17~19世紀ごろだといわれています。つまりガリレオやニュートンも,みな哲学者だったのです。
本書は,難解と思われがちな哲学を,図解とイラストでやさしく解説。古代から現代にいたるまでの哲学者たちの思考の歴史を,科学とのつながりに注目しながらたどっていきます。哲学の基本的なことを知りたい人にとって,最適の入門書です。
内容説明
科学の起源は哲学!現代科学と向き合うために必須の哲学入門!!予備知識なしで読めます!
目次
イントロダクション(哲学で考えられてきた大問題が、四つある;現在は、哲学で考える問題と、科学で考える問題がある)
第1章 科学の起源は、古代ギリシャ哲学(紀元前6世紀ごろ:哲学のはじまり―ゼウスのせいにしても、満足はできない!;紀元前6世紀ごろ:最古の哲学者―タレス「観察したところ、万物の根源は水だ」 ほか)
第2章 科学を育てた!中世と近世の哲学(14世紀:オッカムのかみそり―オッカム「明確に知覚できないものは、認めない」;16世紀:近代科学の概念―ベーコン「観察の際には、思いこみは捨てるべき」 ほか)
第3章 科学と発展した!近代の哲学(18~19世紀:進歩思想―ヘーゲル「世界は、進歩しつづけている」;19世紀:ラプラスの悪魔―ラプラス「不確実なことは、何もない」 ほか)
第4章 科学と歩む!現代の哲学(個別科学の哲学―研究者が、自分の専門分野の哲学を発展させた;時間の哲学―時間の流れは、移動するスポットライト説 ほか)
著者等紹介
伊勢田哲治[イセダテツジ]
京都大学大学院文学研究科教授。Ph.D.(philosophy)。京都大学文学部哲学科卒業。専門は、科学哲学・倫理学。主な研究テーマは、科学と疑似科学の境界設定、科学哲学の歴史、動物倫理学、宇宙倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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