出版社内容情報
「人体」とは,私たち自身のことです。しかし自分自身のことであるにもかかわらず,私たちは人体のことをよく知らないまま,毎日を過ごしているのではないでしょうか。たとえば今,1回の呼吸で,どれくらいの量の空気が肺を出入りしたでしょうか。
人体は,たとえ意識をしなくても,呼吸をする,食べた物を消化する,体温を保つといった,生命の維持に欠かせないはたらきをしてくれます。さらに,私たちが意識をすれば,その通りに手や足などを動かしてくれます。眼や耳,鼻,皮膚などは,たえず外の世界の情報を収集してくれますし,体の中に病原体や異物が侵入してくれば,すぐに免疫のしくみがはたらいて,守ってくれます。このように人体には,驚異的な能力がそなわっているのです。
本書は,2020年2月に発売された,ニュートン式超図解 最強に面白い!! 『人体』の,新書版です。消化,呼吸,皮膚・骨・筋肉,脳と感覚器,血液と免疫の順番に,人体のしくみとはたらきをゼロから学べる1冊です。“最強に”面白い話題をたくさんそろえましたので,どなたでも楽しく読み進めることができます。ぜひご一読ください!
内容説明
わかりやすくて役に立つ!しくみとはたらきを完全解説!!
目次
イントロダクション
第1章 消化の旅
第2章 全身に酸素を届ける肺と心臓
第3章 体を形づくる皮膚・骨・筋肉
第4章 思考・運動・感覚を司る脳と感覚器
第5章 体内をかけめぐる血液
著者等紹介
橋本尚詞[ハシモトヒサシ]
東京慈恵会医科大学客員教授・特別URA。東京慈恵会医科大学解剖学講座教授を経て現職。医学博士。1956年、奈良県生まれ。東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業。専門は、解剖学。レーザー顕微鏡による血管系の立体解析。現在は、研究IRのためにPythonのプログラミングに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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