出版社内容情報
この宇宙はいったい何でつくられているのでしょうか? 学校の授業で,あらゆる物質は「原子」という小さな粒子でできていると習ったことがあるかもしれません。では,その原子は,何でできているのでしょうか? そうやってどこまでも細かく見ていったとき,最終的に行き着く最小の粒子が「素粒子」です。素粒子こそ,この宇宙をつくる根源なのです。
素粒子は自然界でおきるあらゆる現象を引きおこします。素粒子がさまざまな力を生み,たがいに影響をおよぼしあうことで,この自然界という劇が進行していくのです。この自然界を真に理解するために,物理学の最先端で,素粒子の素性を暴くための研究が進められています。
本書では,素粒子の基本と,最先端で行われている研究について,生徒と先生の対話を通して解説します。どなたでも楽しく宇宙の根元である素粒子について知ることができます。
内容説明
この宇宙の成り立ちを知るために、素粒子の研究が進められているって本当ですか?なぜ広大な宇宙と、極小の素粒子が関係しているんでしょうか?この本では、たくさんの楽しいイラストや図を使って、わかりやすく解説します。この本を読めば、素粒子とはどういうものなのか、よくわかると思いますよ!
目次
0時間目 イントロダクション(素粒子って何?)
1時間目 あらゆるものは素粒子でできている(素粒子はこうして見つかった;消えた反物質の謎)
2時間目 あらゆる力は素粒子が生む(身近な力「電磁気力」と「重力」;ミクロな世界ではたらく「強い力」と「弱い力」 ほか)〔ほか〕
著者等紹介
佐々木真人[ササキマコト]
東京大学宇宙線研究所准教授。博士(理学)。1961年、大阪府生まれ。早稲田大学理工学部物理学科卒業。専門は宇宙素粒子物理学。主な研究テーマは超高エネルギー物理天文、量子真空、光電撮像検出器(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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