出版社内容情報
数学は「難しいから苦手…」と言われることの多い教科ですが,なかでも微分と積分は,そのようなイメージがとくに強いのではないでしょうか。
微分と積分は,一言でいえば「変化を計算するための数学」です。具体的には,建築物や機械・楽器の設計,経済動向の予測などにおいて必要不可欠な“ツール”であり,私たちの暮らしを裏で支えています。また,自然現象のしくみを理解するための鍵をにぎっているのは,微分方程式であるといえます。
本書では微分と積分について,基本から応用まで,「Newtonならではの美しいイラストとわかりやすい解説」で,「知識ゼロからでも楽しく読み進められる」ように,丁寧にまとめました。本書を通して,奥深い微分と積分の世界をお楽しみください。
目次
1 微分と積分は「関数の特徴を読み解く数学」
2 はじめての微分と積分
3 「ゼロ」でわかる微分と積分
4 微分の誕生
5 微分と積分の統一
6 創始者をめぐる争い
7 微分と積分の実践・応用