内容説明
先生!私たちが暮らしている世界って、本当は9次元だって本当ですか?そんな空間、想像もできません!この本では、たくさんの楽しいイラストや図を使って、めちゃくちゃやさしく解説します。この本を読んで、次元の面白さや不思議さを実感できると思いますよ!
目次
1時間目 次元って何?(これが次元だ!;私たちが暮らす3次元空間;4次元の空間はどんな世界?)
2時間目 不思議な時間と空間の次元(時間と空間は伸び縮みする;重力によってゆがむ時空)
3時間目 高次元空間を探しだせ!(高次元空間って何?;高次元空間を見つけるには?)
著者等紹介
浅井祥仁[アサイショウジ]
東京大学素粒子物理国際研究センター長、同大学院理学系研究科教授、ILC‐Japan代表。理学博士。1967年、石川県生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。専門は素粒子実験。主な研究テーマは、LHCでの素粒子実験、ヒッグス、超対称性の研究など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おたま
33
「次元」というものを考えると、とても不思議な感じがする。私たちが存在しているのは3次元で、縦、横、高さの3つの次元で構成されている。しかし、4次元はさらに、それらに対して直角に交わる次元。それは3次元の人間には感覚することもイメージすることもできない。それを2次元(面としての次元)と3次元との関係のアナロジーで理解しようとするのがこの本。すると、もしも4次元の人間がいれば、3次元の金庫を開けなくても、中にある金銀財宝を外部に取り出すことができたりする等、不思議な現象が可能となる。考えれば考えるほど不思議。2023/03/15
サトシ@朝練ファイト
31
感想?めっちゃやさしいとあるがやはり僕には難しい。けど、とてもとても面白かったです。2023/02/02
メープル
12
めっちゃやさしい。ハズだけど…。やっぱり「次元」難しいです。イラストも多くわかりやすく描かれているので、アウトプットできる程理解はできてませんが、ぼんやり私にもわかった気がします。4次元…。それ以上の次元。想像するとワクワクしちゃいます。また、簡単で分かりやすい次元の本があったら読んでみたい。2023/09/09
ニョンブーチョッパー
7
★★★☆☆ このシリーズ初めて読んだけれど、分かりやすく書かれているように思う。ただし、4次元の図形ってなると、過去にも何度か展開図は見たことがあったけれど、イメージはできないですね。話としては分かるのだけれど。2次元世界の金庫から金塊を取り出す方法は、1次元下げた世界の話として理解の助けになる。高次元を求める理由が「4つの力を統合するため」っていうのは知らなかった。2024/10/30
かみけん
2
おもしろかった。どうしてそうなるの?を自然な流れで説明しているのが素晴らしい。巨大加速器の役割の重要性がよくわかった。他の分野も読んでみよう。とりあえずヒモ理論かな?2023/03/09