内容説明
「微分積分」とは、簡単にいえば「変化」を計算するための数学です。目的地までの到着時間といった身近なことから、「はやぶさ2」の速度や軌道、経済状況の変化など、幅広い分野の計算に役立てられています。もはや現代社会に不可欠な計算法なのです。数学が苦手な人は、微分積分に苦手意識をもっているかもしれません。しかし基礎から一つ一つていねいにみていくと、それほどむずかしい計算ではないことがわかるはずです。本書は、微分積分の基本的な考え方や解き方はもとより、誕生にまつわる時代背景、微分積分の生みの親であるアイザック・ニュートンの思考などを、やさしく紹介していきます。
目次
1 微分積分って、いったい何?
2 微分が生まれた背景
3 ニュートンの大発明「微分法」
4 微分と対をなす「積分法」
5 微分積分でさまざまな問題を解決する
6 早わかり公式集
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
10
高校の時にあれば良かった。2023/11/14
都人
3
今から60年ほど前の高校時代に、微分・積分を習った。そのときの数学の教諭は、「微分」はかすかに解る、「積分」は解ったつもりになると言い、理解が簡単にいかない事を表した。微分・積分の定義はすっかり忘れたが、この教師の発言は今でも覚えている。2023/08/13
たくちゃん
3
大学3年生にもなって高校の微分積分の初歩を読んでいるのは恥ずかしい限りだが、勉強になった。 白チャートなどの基礎的な問題を解いて力をつけたい。2023/07/26
ゆう
1
高校の微積分がレベルの話しか書かれていない。もう少し難易度の高い話を知りたかった。2023/04/01