内容説明
生と死の境界とは?死の不思議を丸ごと解説!
目次
1時間目 「生」と「死」の境界線(死ぬとはどういうことか;死にゆく体では何がおきるのか)
2時間目 死へとつながる老化(脳の老化;体の老化)
3時間目 細胞の死と、人の寿命(細胞の死が人の死をもたらす;寿命はなぜ生まれた?)
著者等紹介
小林武彦[コバヤシタケヒコ]
東京大学定量生命科学研究所ゲノム再生研究分野教授。博士(理学)。1963年、神奈川県生まれ。九州大学大学院医学系研究科博士課程修了。専門は分子遺伝学、ゲノム生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美東
13
「文系のための」と銘うってはいるが、「非医療系のための」といった感じで、理系にとっても充分興味深い内容になっています。2022/07/17
ニッキー
8
TVで小林武彦先生を拝見し、すぐに買った本の一冊。避けて通れないテーマを分かりやすく説明してくれている。 分かりやすく書かれていると言うのは、決してレベルが低い訳ではない。 このシリーズを読んでみようと思う。2022/02/28
Keiko
6
単純に死について哲学的に述べるのではなく、生物学的、医学的に語られてとても面白かった。生物の誰もが避けられないことは、『死』。不安であるが、身体の機能から死の仕組みを知ることでよく理解できた。日々を大切にしようと思った。2022/06/01
ペカソ・チャルマンチャイ
5
同名の有名な本がありますが、こちらはずっと分かりやすい。このシリーズは先生と生徒の対話で進んでいくみたいで、挿し絵も多くて読みやすい。ただ、医学的見地のみでの内容になっていて、哲学的な要素は皆無なので、そういうものを求める人は、あの有名な本をどうぞ。2023/09/12
Go Extreme
5
「生」と「死」の境界線: 死ぬとはどういうことか 世界の1年間の死者数は約5700万人 生死を分ける境界線はどこにある? 人の「死」を決定づける,三つの特徴 死にゆく体では何がおきるのか 死へとつながる老化: 体の老化 細胞の死と,人の寿命 細胞の死が人の死をもたらす 寿命はなぜ生まれた? 人類は死をどこまで遠ざけられるのか? 植物は不死になれる DNAには傷がたまりつづける DNAの傷は,進化にも結びつく 生物の寿命を決める要因は,よくわからない 「長寿遺伝子」が寿命をもっとのばすかもしれない2022/01/06
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