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内容説明
現代の主要なテーマであるデジタルテクノロジー。その根本を成す、アップル、マイクロソフト、グーグル、アマゾン、フェイスブックの通称BIG5と呼ばれるIT企業のスタートアップであり、IT企業のメッカでもあるシリコンバレーから想起したという本書は、主にハイテク企業によって引き起こされた多様な問題について取り上げています。IT長者とその他一般の人々の生活格差、収入格差は縮まるのか、デジタルテクノロジーが引き起こす差別など、さまざまな問題を深く追究。また、プライバシー保護システム、普遍的なベーシックインカム(基本所得保障)、勤務先が変わっても引き継げるポータブルな社会福祉給付など、デジタルとともに生きる私たちが選択できうる未来の形も多数紹介!
目次
第1部 侵入戦術―追跡され、乗っ取られ、引っ掛けられる(データの力;社会契約;未来の差押え;断絶と接続;目に見えない解決策)
第2部 政治データゲーム―標的にされ、操作され、動機を与えられる(すばらしいデジタル新世界;ケンブリッジ・アナリティカと世界的な偽情報;偉大なるラディカライザー;バーニー誕生;世界のデジタル・ウォーゲーム)
第3部 ギグエコノミーのブルース―企業の利益か、それとも人々の賃金か?(雇用と生活のディスラプション;仕事と労働者を守る;一生懸命働き、もっと一生懸命苦闘する;みんなのためのお金?普遍的ベーシックインカムを探る;労働者が所有するテクノロジー;差別のテクノロジー)
著者等紹介
スリニヴァサン,ラメシュ[スリニヴァサン,ラメシュ] [Srinivasan,Ramesh]
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の情報学とデザイン学/メディアアートにおける教授。70カ国以上で、インターネットやソーシャルメディア、AIといったニューテクノロジーと政治経済、社会生活との関係について研究。NPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)でレギュラーを務めるほか、書籍も多数出版
大屋雄裕[オオヤタケヒロ]
慶應義塾大学法学部法律学科教授。東京大学法学部卒業。同大学助手、名古屋大学大学院法学研究科准教授などを経て現職。専門は法哲学。総務省情報通信政策研究所特別研究員などを兼ねる
田村豪[タムラゴウ]
早稲田大学大学院卒。辞典などの校正者として働くほか、翻訳にも従事している。通訳案内士(英語)、応用情報技術者、FP2級、第1種衛生管理者、第2種電気工事士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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