「恐怖」のパラドックス―安心感への執着が恐怖心を生む

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「恐怖」のパラドックス―安心感への執着が恐怖心を生む

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  • サイズ A5判/ページ数 165p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784315523546
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C0011

内容説明

安心感を追い求めることで恐怖が生まれる。逆に恐怖が安心感を生むこともある。安心感と恐怖の間の「パラドックス(逆説)」とは―。「個人と社会に幸福をもたらす恐怖のコントロール方法」、「恐怖が想像力と結びつく仕組み」、「恐怖から学び、癒やしに結びつける人間の潜在能力」など、心理学的アプローチで「恐怖」がもたらすさまざまな効果を解き明かす。

目次

まえがき 脅威としての恐怖
第1章 私たちのなかに棲む恐怖
第2章 安全警報システム
第3章 恐怖と想像が最初に出合うとき
第4章 不安の先の未来
第5章 自らの心の恐怖
第6章 想像できますか?
第7章 想像革命
第8章 恐怖のパラドックス
第9章 カメ

著者等紹介

ファランダ,フランク[ファランダ,フランク] [Faranda,Frank]
ニューヨーク市のコロンビア大学ティーチャーズカレッジで発達心理学と教育学の修士号を、ニューヨーク州のアデルファイ大学ダーナー・インスティテュートで臨床心理学の博士号を取得

清水寛之[シミズヒロユキ]
神戸学院大学心理学部教授。博士(文学)。公認心理師。1959年生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学

井上智義[イノウエトモヨシ]
聖心女子大学現代教養学部心理学科教授。同志社大学名誉教授。京都大学博士(教育学)。1954年生まれ。京都大学教育学研究科後期博士課程中途退学

松矢英晶[マツヤヒデアキ]
アメリカ・ハワード大学経済学部大学院卒。ニューヨーク、ロンドン、パリ、東京の金融市場で先端金融取引業務に携わり、日本国内の小規模企業への投資市場で活動したのち、翻訳業開始。金融市場に関わる調査分析レポート、学術論文など翻訳多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かずぼう

8
大型ネコ化動物が潜んでいるかもしれない暗闇を恐れ、またそこに潜む何かを想像し、恐怖する。太古の昔からの生存本能は、今なお人間に影響を与え、不安症などの精神病など様々なところに関与している。2021/05/24

はち

4
難しいけどおもしろい。前提として①「恐怖」はヒトが警戒すべき事象を回避するために進化したシステム②ヒトは生得的に暗闇(見えない)を怖がる、があると思う。要は視覚では感知できない部分を想像で補おう(安心を得よう)としたら、それが恐怖という形で自分たちを苦しめるようになってしまった、ということ。「恐怖」って恐怖心っていうくらいだから心にも繋がってると思うんだけど、そうすると「心」って機能的進化の副産物として、どこかのタイミングで発生したってことなのかな…(そこは書いてない)。これは意外な気付き。2023/05/02

Go Extreme

1
脅威としての恐怖:世界の認識が根底からかわってしまうほど、私たちを変容させる 私たちのなかに棲む恐怖:もっとも奥深い恐怖は、もっとも奥深くにある宝物を守っているドラゴンに似ている 恐怖の誕生 遊びは大切 遊びとリスク 屈従と自由 安全警報システム:恐ろしいと感じることなく恐怖の状態でいられるか 恐怖と想像が最初に出合うとき 不安の先の未来 自らの心の恐怖 想像できますか 想像革命 恐怖のパラドックス カメ2021/04/12

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