内容説明
天気のふしぎがすべてわかる!天気の入門書、超決定版!!
目次
1 雲と雨のしくみ(直径0.01ミリメートルの水や氷の粒が雲の正体;雲粒が合体して、100万倍の大きさの雨粒ができる ほか)
2 日本の天気は気圧と風で決まる(天気を左右する重要要素、「低気圧」と「高気圧」;四つの高気圧が、日本に四季をもたらす ほか)
3 海と大気がつくる世界の気候(海と大気が、世界の気候をつくりだしている;アフリカのサバンナでは、雨季と乾季がくりかえされる ほか)
4 スーパー台風と集中豪雨(積乱雲が集まって台風ができる;台風はカーブをえがいて、日本にやってくる ほか)
5 天気予報のしくみ(陸、海、空、そして宇宙から大気を観測;スーパーコンピューターで、地球の大気をシミュレーション ほか)
著者等紹介
荒木健太郎[アラキケンタロウ]
雲研究者。気象庁気象研究所研究官。博士(学術)。1984年生まれ。茨城県出身。慶應義塾大学経済学部を経て、気象庁気象大学校卒業。地方気象台で予報・観測業務に従事した後、現職に至る。専門は、雲科学・気象学。防災・減災のために、豪雨・豪雪・竜巻などによる気象災害をもたらす雲の仕組み、雲の物理学の研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桜子
11
毎日チェックしているけど細かい天気のあれこれって知らなかった事たくさんだなと思いました。文章も文字の大きさも読みやすいし図解もあるので分かりやすいです。いつも晴れか雨かっていうサラッとしか天気予報しか聞いてないけど、読んだ後に天気予報を聞く と前よりは興味深く聞いてしまうかも。天気の色々なナゼ?を簡単に知れる入門書。シリーズが他にもあるので読んでみたい。Newton別冊の「天気と気象の教科書」もチェックしとこう。2020/07/04
ま
4
地形と大気の流れが天気を決める要因になっている。もっというと暖かい空気は上昇、冷たい空気は下降、その移動過程で水蒸気を運んだり山にぶつかったりということだろうか。今の技術なら、架空の地形を作って、この場合にどのような気象になるかシミュレーションすることも可能なんだろうか。まさに神々の遊び。雨の匂いには「ペトリコール」という名前がついており、石に吸着した植物由来の油分が雨によって放出されるために生じるらしい。2020/08/22
ちょうすけ
3
最寄り図書館で「天気特集」をしていたので借りた。ニュートン式ということもあり分かりやすい説明と図解でいろいろ勉強になった。中学ぐらいで習った知識だと思うが、ほとんど忘れていたので、天候の仕組みを再確認する良い機会になった。2022/08/04
竜玄葉潤
2
知らないことを知ろうとするとき、基礎レベルを超えるのがむつかしいことがある。それを超える為の本と思って読んだが、基礎レベルどまりだった、残念!2022/02/16
skr-shower
1
他地区図書館本。最強に面白いかはともかく、砂漠で溺れたり的な豆知識や、基本的な天気図の見方など。2022/07/02