感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
70
図書館本 理解できないーーそんなことは表紙を見た時点で既に分かっていましたよ、大丈夫、些細な問題ですよ(汗 でもなんか面白そう!と思っちゃったんですよね。感想を書くのもおこがましいほど理解出来ませんでしたが、「超ひも理論」がどういうものか、少しだけ触れることが出来ました。エピローグの『「無」を突き詰めていくと、そもそも「有」とは何なのかという問題』やはり面白いと思っちゃうのです。2020/03/30
まいこ
20
ずっとずっと細かくしていくと電子や光子やクォークなどの素粒子になることについて、なんで素粒子はそれ以上分割されないのか不思議だったけれど、素粒子は大きさがゼロだという。また粒でもあるし波でもある、それなら分割できないのはわかるけど、大きさがゼロで波なのに質量があるのがまた不思議になる。しかし質量とはヒッグス場によって与えられる「動かしにくさ」という。次元の話、超弦理論だとこの宇宙は9次元という。フォログラフィー宇宙論だと二次元にかかれたものが投影された幻のようなものだという、クラクラしてくる2020/12/06
すばる
4
Newton別冊ニュートンムックの改訂第2版の方を読んだ。数学の無、物質の無、時間も空間もない究極の無など、無についての考察と物理学における研究の進展状況が分かりやすく解説させている。いまだに量子論における「コペンハーゲン解釈」については、なんとも納得しかねる状況だが、真空における対生成・対消滅、ヒッグス場、無境界仮説、エキピロティック宇宙論、ホログラフィー原理など、興味深く読ませてもらえた。内容はかなり多岐にわたる。2024/12/08
perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇵🇸🇾🇪🇱🇧🇨🇺
4
哲学的な「無」と、科学的な「無」との接点は存在するのか、という疑問から読んだもの。科学の発展の歴史とも言える順序に書かれていて、ゼロ→真空→「存在する」→真空にある”何か”→何もない「無」→「究極の無」と高度になっていく。老子の言う道(タオ)とは「究極の無」であって、そこから「形のあるもの(物質)」と「形のないもの(空間)」が生まれた解釈できる。しかし一方で、空っぽな空間もまた物理的な存在なので、様々な影響を及ぼすことが出来る。→続く2021/01/01
あなたのニックネーム
4
シュレーディンガーのネコって、四畳半神話体系だったんだなと思った。すごく簡単に分かりやすく書いてくれてるけどそれでも分かんないとこがたくさんあって、これを専門に追求してる人はすごいと思った。自分は目に見えないレベルのものを理解する、イメージする力が足りないと感じたので、全然専門やないけどこういう系のやつももう少し勉強したい。2020/05/12