内容説明
高校3年間の物理のエッセンスがこれ1冊ですべてわかる!!
目次
1 簡単な法則でわかる「物の動き」(宇宙探査機ボイジャー1号は、燃料なしで進みつづける;電車の中なら、時速200キロの剛速球も投げられる! ほか)
2 大きな力を秘めた「空気」と「熱」(吸盤が壁にくっつくのは、空気が壁に押しつけるから;暑い夏には、気体の分子がはげしくぶつかってくる ほか)
3 「波」がおこす不思議な現象(音と光は、どちらも波。だがゆれる方向がちがう!;音は、空気の薄い部分と濃い部分が交互に伝わる現象 ほか)
4 生活を支える「電気」と「磁気」(電気と磁気は、似たものどうし;スマホが熱くなるのは、導線の原子がゆらされるから ほか)
5 万物をつくる「原子」の正体(原子の大きさは1000万分の1ミリ;電子の正体は波だった!? ほか)
著者等紹介
和田純夫[ワダスミオ]
成蹊大学非常勤講師、元・東京大学大学院総合文化研究科専任講師。理学博士。1949年、千葉県生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。専門は理論物理。研究テーマは、素粒子物理学、宇宙論、量子論(多世界解釈)、科学論など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
氷柱
2
711作目。5月19日から。信頼のNEWTON。そしてまるで小冊子のよう。非常に気軽な気持ちで読み進めることができる。波の説明がどの作品よりも面白い。学生向けの参考書よりもわかりやすいのではないだろうか。入門編に挑む前に読んでおくと理解のスピードも上がりそうだ。シリーズもので他にも理科系の課目の初学者向けの作品が展開されているそうなのでそちらも気になる。2021/05/20
縁川央
1
高校で物理やらなかったのでやっとわかった。2024/04/23
Lagavulin
1
コラムの豆知識がおもしろい。イラストが分かりやすく、電磁波のイメージが特に分かりやすかった。2021/03/28
やん
1
最強というほどではないが、わかりやすくて普通に面白かった。2020/08/02
ゆうちゃん
0
教科書に載っていない豆知識も興味深かった。学生は本書だけだといけないが、時間のない社会人にはおすすめ。電子は波と粒子の状態があり、シュレディンガー方程式で振る舞いを計算し軌道を特定する量子物理学がホットな分野だろう。2021/03/17