内容説明
小さいけれど本格派!史上最強の完全118元素図鑑!!
目次
1 周期表とは何だろうか?(万物は何からできている?その一つの答が周期表;周期表は、カードゲームから生まれた;周期表は150年間、進化しつづけてきた)
2 周期表を読み解こう!(原子の構造をみてみよう;電子の居場所は、決まっている;周期表の元素の並びは、電子しだい;水とすら反応する!1族の「アルカリ金属」;多彩な物質をつくる!14族の「炭素」と「ケイ素」;何ものとも反応しづらい、18族の「貴ガス」;メンデレーエフを悩ませた、3~11族の「遷移元素」;金属ほどは電気を伝えない「半導体」)
3 全118元素を徹底紹介(地名、神名、人名…。さまざまな元素の名の由来)
著者等紹介
桜井弘[サクライヒロム]
京都薬科大学名誉教授。薬学博士。1942年、京都府生まれ。京都大学薬学部製薬化学科卒業。専門は、生物無機化学、代謝分析学。現在は、子供から大人まで幅広い世代に元素や化学の面白さを伝える活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
24
周期表は様々な本が出ていて、どれも甲乙つけがたい面白さ。この本ではメンデレーエフさんの人生が漫画で簡単に紹介されているのが楽しかったです。2021/06/21
ま
14
周期表に最近はまっている。興味はすごくあるんだけどその割に理解が追いつかずそれはそれで苦しい。減塩の塩は塩化ナトリウムの一部を塩化カリウムに置き換えている。さらにそこから分解されてできるカリウムイオンが血圧を下げる効果を持つとのこと。遷移元素とかそんなのあったな~とか思ってたけど改めて見るとこういう意味だったんだと納得。元素から陽子を出し入れして別の元素に変換とかできないのかな。できたらえらいことになりそう。あとメンデレーエフはやっぱり半端ねえと思ったが女性関係はダメダメだった。2021/01/17
yasunon
13
相性:★★★☆☆ 抜粋:つまり周期表を理解することは、自然界を理解することにつながるのです。 所感:水兵リーベ、僕の船。学生時代にトイレに貼って眺めていた周期表。眺めたところで屁の突っ張りにもならなかったし、化学は最も苦手な教科の一つだった。本書では、周期表の歴史や、各元素についてのデータを完結にまとめてくれている。横方向には同じ周期の元素、縦方向は同じ族なのか。すっかり忘れていた。また、地球上や宇宙にどの程度存在しているか等、好奇心を満たしてくれる。こういう本に学生時代に出会っていればなぁ。2021/08/23
ぽけっとももんが
8
実は先日博物館でもらったリーフレットの裏が周期表でした。お手洗いに貼って日々眺めているのです。高校生のころはもう何の興味も待てなかったし、今でも覚えたりすることすら考えちゃいませんけどね。でも、ようやく少しわかった。驚くのはほとんどの元素が産業利用されていること。終盤になってようよう、研究のみなど出てくる。お値段があるのもおもしろい。gとkgを統一してあったらよかったのになー、まぁ簡単に掛け算しろよなんですけど。出典によるのかな。そして来月バリウム飲みます。金属だから飲みにくいはずだわ。やだなー。2024/09/20
さわ
8
少し前に読んだ化学の本で、周期表の並び方のルールがあるのを知って読んだ本。「水兵リーベ僕の船七曲がりshipsクラークか」をただ暗記させられたのは意味があったの?と思うくらい、面白くて勉強になった。【図書館本】近くの図書館になくて娘の大学の図書館で借りました。2022/05/03
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- 和書
- 蛇民の兵団 ハヤカワ文庫