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京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
26
冒頭から御嶽山噴火の検証。今、懸念されるのはマグマだまりが出てくるか、否か? 深さ50~200キロメートル付近から上がるか、否か?(10頁)富士山は2200年間、山頂噴火せず、山腹噴火を反復(60頁~)。桜島もだが、九州中部で巨大カルデラ噴火の想定図は、長野県ですら火山灰20センチ積もるようだ(116頁)。驚異的な量。巽好幸教授は、日本消滅させるほどの巨大カルデラ噴火を想定している(117頁)。傾聴を。 2015/02/12
猫路(ねころ)
9
新島ができたのはけっこう衝撃的だったけど西之島とくっついてしまったのははじめて知った。御嶽山の噴火のときも丘の上に見物人がいたけど、被害があってからでは遅いので噴火の予見も見直さないといけませんね。カルデラは、知識がなかったので、危険性についてわかりました。現実味があるかどうかではなく、備えることが大事だと私は思いました。2025/09/12
ソウ
2
恐ろし過ぎる。凄まじい火山雷と噴煙を捉えた写真。富士山噴火の場合、①火山灰:首都圏1ミリ積もるだけで交通網麻痺の可能性、電子機器がショート、人体への影響②火砕流:500℃超が時速100km。超巨大(カルデラ)噴火の脅威:2時間以内に火砕流に700万人巻き込まれ、1日以内に4000万人が50cmの火山灰に埋没、本州全域に火山灰10cm積もり1億2000万人以上が生活不能、九州(姶良、阿蘇、鬼界)や北海道(屈斜路、洞爺)に集中、地形の変形率少なくマグマ溜まりやすい、硫酸エアロゾルの影響で地球の気候が変化。2015/01/24
まいくん
1
富士山噴火がいつ起こってもおかしくない状態にあることが分かった。火山灰を片付けるのにゴーグルとマスクは必須だと(灰はガラス質なので角膜や肺を傷つけるため)。地震などの避難道具を用意している人はいると思うが、ゴーグルを用意している人は少ないかもしれない。水泳用ゴーグルでもいいかな。影響のある地域は準備しておいた方がいいだろう。日本は火山が多いのに専門家が少ないというのは知らなかった。もっとアピールして専門家を育てていくべきだ。2018/07/28
くらーく
1
東日本大震災から7年。富士山の噴火が心配されたけど、今のところ引き金にはならなかったようですな。生きている間に、富士山噴火を見られるかどうか。 巨大カルデラ噴火は考えても仕方ないレベル。まあ、話のタネだな。 しかし、これだけ地震があり、火山がある日本列島。リスクを抱えながら、地熱を生かさないのはなぜなのだろうか?不思議で仕方ない。2018/03/24