感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たくぼん
4
原子力発電の仕組み、福島第一原発の現状わかっていること、放射能とはどういうものかをわかりやすくイラスト付きで説明。かなりわかりやすく、ニュートラルな立場で伝えている。約2年弱前の発行だが、決して情報は古さを感じない。原発の仕組みをわかりやすいイラストで表現することってなかなかないけど、とても、わかりやすい。完全な安全はなく、無害な原子力運営なぞない。もっと原発の是非を冷静に行うべきで、その是非を問うた一冊である。読んでよかった。2013/02/19
*花福*
3
原発のしくみと原発事故、そして放射能リスクについて素人にもわかりやすく図解で解説している。知れば知るほど、私たちはこんな危険な発電に電力の供給を委ねていたのかと、そら恐ろしくなる。2012/03/29
あさつゆ
1
図があって、大変わかりやすく、原発のしくみや放射能について解説されており、これまでよくわからなかったことがわかりました。もっと早くよむべき本でした。2012/02/05
Smith, Ordinary. Person.
0
私は文部科学省が発表したものより、こちらを副読本にすることを推奨する。 こっちの方が解り易いし面白いと思うんですが、いかがでしょうか。
すがし
0
原発の仕組み、災害対策、それがなぜ東日本震災では機能しなかったなど詳しく解説した一冊。これほどのリスクを背負うことが果たして「経済的」「現実的な大人の選択」といえるのか? 震災の凄惨な現実と相まって、単なる技術書というレベルを大きく踏み越え、哲学的な問いかけを含んでさえいる一冊。「政治的主張ありき」で記述されている新書などよりも、じっくりと原発の是非について考えるきっかけになってくれる。2012/08/04