内容説明
孫子は春秋時代に生きた呉国の将軍であり、本名を孫武という。兵法の大家であった。「戦いは、必ず勝たねば、国も国民も生きのびることはできない。」「どうすれば勝つことができるのか。」孫武の残した兵法書『孫子』は、時代と国を超えて生きる思想である。
目次
第1 始計
第2 作戦
第3 謀攻
第4 軍形
第5 兵勢
第6 虚実
第7 軍争
第8 九変
第9 行軍
第10 地形
第11 九地
第12 火攻
第13 用間
著者等紹介
中谷孝雄[ナカタニタカオ]
明治34年、三重に生まれる。東京大学独文科中退。東大在学中に同人誌「青空」を創刊、本格的に作家生活に入る。『招魂の賦』で第一九回芸術選奨を受賞。平成7年9月没
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