内容説明
水は地球上のいたるところにあり、極めて重要であるにもかかわらず、未だに驚くほど多くの科学的な謎が残っている。水とはいったい何なのか?本書はこの最も基本的でどこにでもある物質の不思議な特徴について、わかっていることといないことを具体的に説明してくれる。
目次
第1部 コズミック・ジュース(最初の洪水;地球の血液 ほか)
第2部 二本の手、二本の足(原理の解明;天と地の間 ほか)
第3部 生命の母体(本物の不老不死の霊薬;内宇宙)
第4部 変わった混合物(高慢と偏見と病理学;もっと強い一滴)
エピローグ 青い黄金
著者等紹介
ボール,フィリップ[Ball,Philip]
国際的科学専門誌『ネイチャー』自然科学部門のシニアエディターである。『ネイチャー』、『ニュー・サイエンティスト』、『タイムズ』、『インデペンデント・オン・サンデー』、『ガーデアン』、『デイリー・テレグラフ』に科学全般について幅広い執筆活動を行っている。著書に、アメリカ出版者協会賞の化学部門賞を受賞した『Designing the Molecular World: Chemistry at the Frontier』、『Made to Meauser: New Materials for the 21st Century』、ベストセラーとなった『The Self-Made Tapestry: Pattern Formation in Nature』がある
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