内容説明
最先端医療のパイオニアとして、がん克服にかける著者の情熱。がん克服に長年悪戦苦闘してきた著者が、「画像診断」という面から自分の臨床研究体験を通して、その現況と将来について語る迫真の一冊。
目次
1 画像診断の幕開け
2 最新のがん画像診断
3 がんとは何か
4 日本のがん、世界のがん
5 診断が明らかにするがんの実態
6 病理解剖が明らかにするがん診断の変遷
7 がん統計から医療の進歩を見る
8 現代医療におけるがん告知
9 画像診断によって変貌したがん医療
10 画像診断によって確立された肝がんの早期診断
11 診断と治療が一体となった画像治療
12 開腹せずに肝がんを治すエタノール注入療法の誕生
13 今、なぜ放射線治療なのか
14 世界で見つめる最先端医療技術、重粒子線治療