内容説明
かつて中央アメリカに存在したマヤ文明。ユカタン半島の熱帯雨林の中に多数の都市群として栄えたこの文明は、ある時放棄され、密林の中に埋もれてしまった。マヤ文明はなぜ滅んでしまったのか?著者は豊富な現地調査実績を土台として、この問題に取り組んでいる。マヤ諸都市の盛衰からマヤ文字の解読まで、古代文明ミステリーの世界と出会える格好の書。
目次
第1章 マヤ研究の最前線
第2章 文明の形成と巨大都市の出現
第3章 マヤ文字の解読
第4章 古典期王朝の興亡
第5章 古典期文明の崩壊
第6章 古典期以後のマヤ文明
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆずこまめ
1
マヤ文明も色々な都市にそれぞれ個性的な文明があったりして面白い。著者は高校生の頃にテレビを見てマヤの研究者になったそうで情熱がすごい。2023/03/28
minoguchi
0
マヤ文明の文字や数字、暦などのことを手っ取り早く知ろうと図書館で。古典期を中心とした歴史概説を、一般向けに研究者らしく生真面目に解説してくれています(が、生真面目な分、オモシロさには期待できない)。文字、数字、暦暦の方は・・・、何やらかなりややこしい仕組みである、ということが分かりました^^;2009/10/28
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