内容説明
世界的な金融革命が急激に進行中である。東京資本市場もようやく世界の金融センターに脱皮した。企業活動と国民生活を安定的に支えてきた銀行が、いま大きく変わろうとしている。どう変わるのか?「銀行の窓口」、「家庭の台所」から報告する。
目次
第1章 変わる銀行経営(低迷する銀行収益;経営戦略の転換;金融自由化本番へ;拡大する国際業務;証券化の新しい波;業務規制の緩和)
第2章 生き残り戦略(協和銀行の“実験”;動き出す店舗再編;メインバンクが消える日;経営個性化の時代;進む組織、人事制度の見直し)
第3章 エレクトロニック・バンキング革命(EBの進展と銀行経営;スタートする第3次オンライン;課題多い銀行POS;ICカード)
第4章 銀行経営の課題(銀行・郵貯戦争;金融再編成始動)