感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絹恵
7
ビスマルクは父と母の周囲を取り巻くあまりにも環境と考えの異なる二つ魂を宿すことにより、一方を憎むことで保った幼き日々を過ごします。王権は神の恩寵と説明しながら、後に王朝的と国民的という二重の性格を持った体制を示すようになったのは、この幼少時代の心のせめぎ合いが根底にあるからなのかもしれないと思いました。2013/11/11
Narr
0
再読なのだけど、ドイツ史初期に読んじゃったので改めて読むと情報満載である。デンマーク戦争やビスマルクの動向について結構詳しく書いてあるのに、普墺戦争が短すぎてページが割けてないのがむしろ可哀そうになってくる。ケーニヒスグレーツやセダン・メッツの図はもうちょっと詳細なので頼みたかった。2011/09/27
陽香
0
19960220