新しい時代の秘書ビジネス論

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新しい時代の秘書ビジネス論

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  • サイズ B5判/ページ数 179p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784314101592
  • NDC分類 336.5
  • Cコード C3000

出版社内容情報

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秘書ビジネスの理解を通してビジネス全般についての理解と実践を学ぶことに役立つ書物


「新しい時代の秘書ビジネス論」は、単に秘書を目指す人、現に秘書をやっている人だけの書物ではないといってよいだろう。
秘書ビジネスの理解を通してビジネス全般についての理解と実践を学ぶことに役立つ書物であると確信している。
また、秘書教育は、一人の職業人としてのビジネス全般についての知識やビジネスマナーを身につけることに役立っている。
そして、秘書機能として重要なトップの補佐機能は、ビジネス組織の全般についての理解と、
人と情報のネットワークを必要とし、組織上では各部門との連絡調整という重要な役割を理解するための知識や技法が、
この書物によって学べるものと確信している。
秘書士や上級秘書士、ビジネス実務士、上級ビジネス実務士の称号の取得のためのテキストとして使用されるだけでなく、
現代ビジネスについての理解を深めようとする多くの人びとにも役立つことができるものと考えている。
・・・・・・「新しい時代の秘書ビジネス論」発刊にあたって  より



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第1章  秘書教育とキャリアデザイン
  1 秘書教育の目的
   (1)秘書と秘書教育の歩み
     1)わが国における秘書教育の台頭
     2)秘書教育の進展
     3)わが国における秘書の資格
   (2)秘書とネットワーク形成
     1)コーディネート役としての秘書
     2)秘書とヒューマンネットワーク形成
     3)秘書と情報ネットワーク形成
     4)秘書教育とビジネス実務能力の開発

  2 キャリアデザインを考える
   (1)働く環境の大きな変化
     1)年功序列から能力主義
     2)成果主義の導入
   (2)働き方の多様化
     1)雇用形態の多様化
     2)非正規労働者の増大
     3)フリータ増加の背景
     4)雇用形態による生涯賃金の比較
     5)秘書職の雇用形態
   (3)キャリアデザインと秘書
     1)キャリアとは
     2)キャリアデザインの必要性
     3)キャリア形成と三つのスキル
     4)秘書のキャリアケース
     5)秘書のキャリアデザイン

第2章  秘書の役割と業務
  1 秘書役割
   (1)秘書の機能
     1)秘書とは何か   上司の職務を成功に導く、コーディネートのプロ
     2)秘書はどこにいるのか?
     3)秘書の形態
   (2)秘書職の特徴
     1)秘書と上司の関係
     2)組織のコーディネーターとして

  2 秘書の業務
   (1)人的ネットワーク業務
     1)社内外の連絡・調整
     2)来客対応
     3)電話対応
   (2)情報ネットワーク業務
     1)スケジューリング(日程管理)
     2)文書業務
     3)ファイリング
   (3)総務・庶務的業務
     1)印鑑の管理
     2)稟議書と決済
     3)冠婚葬祭関連業務(慶弔管理)
     4)危機管理(突発的な出来事への対処)
     5)環境整備
   (4)秘書が行うコーディネート業務
     1)出張業務
     2)会議・会合
     3)行事・イベント等のコーディネート
     4)会食のコーディネート

第3章  秘書とパーソネリティ
  1 秘書とパーソネリティ
   (1)秘書とパーソネリティ
     1)パーソネリティとは
     2)社会性とパーソネリティ
   (2)秘書として求められるパーソネリティ
     1)業務内容に対応したパーソネリティ
     2)パーソネリティの研鑽

  2 職業人としての心構え
   (1)働く目的と現状課題
   (2)職業人としての心構え

第4章  情報ネットワーク形成と秘書
  1 高度情報社会と秘書
   (1)情報化社会と職場環境
     1)情報化社会
     2)情報化社会とビジネス環境
     3)情報化社会の職場環境
   (2)高度情報化に対応する秘書
     1)秘書と情報技術
     2)情報コーディネータとしての秘書
   (3)情報ルール
     1)個人情報の保護
     2)知的財産権
   (4)情報のマナー
     1)ネチケット
     2)秘書のネットワークマナー
     3)情報処理サイクルにおける心構え
     4)メディアの選択

  2 秘書業務と情報ネットワーク形成
   (1)秘書と情報ネットワーク形成機能
     1)個別の情報活用
     2)協同の情報活用
     3)秘書業務とグループウェア

第5章  人的ネットワーク形成と秘書
  1 職場の人間関係
   (1)組織・マネジメント・人間関係
     1)組織における「分業と協業」
     2)マネジメント
     3)組織と個人を結ぶ条件
     4)職場における人間関係
   (2)人間関係の研究
     1)人間関係のとらえ方
     2)欲求5段階説
     3)ビジネスパーソンの欲求階層
     4)仕事への動機づけ
     5)目標による管理
   (3)秘書をめぐる人間関係  ペアワークの深化
     1)上司との人間関係
     2)上司との信頼関係の形成  機密を守り、上司を理解する
     3)上司との相互信頼関係の構築
     4)ペアワークの深化
     5)秘書の葛藤解決

  2 秘書と人的ネットワーク形成機能
   (1)秘書とネットワーク
     1)人的ネットワークの形成  上司の社内ネットワーク
     2)人的ネットワークの形成  上司の社外ネットワーク
     3)人的ネットワークの形成  秘書にとってのネットワーク形成能力
   (2)秘書業務と人間関係の形成
     1)秘書の人間関係
     2)相互理解の基本
     3)どうすればよく聴けるのか
     4)秘書が直面する人間関係
   (3)リーダーシップ、コーチング
     1)リーダーシップのスタイル
     2)リーダーとフォロワー、状況要因の関係
     3)コーチング

第6章  秘書とプレゼンテーション
  1 プレゼンテーションの重要性
   (1)プレゼンテーションとは
     1)プレゼンテーションの目的
     2)コミュニケーションとしてのプレゼンテーション

  2 秘書とプレゼンテーション
   (1)プレゼンテーションのサポート
     1)秘書が準備
     2)秘書が実施をサポート
     3)担当部署が準備
   (2)秘書がプレゼンター
     1)人と情報の中継基地として
     2)秘書自身が行うプレゼンテーション

  3 秘書のプレゼンテーションに求められる能力
   (1)秘書のプレゼンテーションの実際
   (2)秘書のプレゼンテーションに求められる能力

  4 プレゼンテーションの基本
   (1)目的の分析
   (2)内容準備のポイント
     1)内容構成
     2)用語の選択や効果的な表現<バーバル表現>
   (3)表現技術(話の仕方)
     1)音に関わるノンバーバル表現
     2)音に関わらないノンバーバル表現
   (4)資料作成・環境設定
     1)資料作成と資料配布
     2)効果的な環境設定

第7章  秘書とマーケティング
  1 マーケティングの基本
   (1)マーケティング・ミックス
     1)製品
     2)価格
     3)流通経路
     4)プロモーション
   (2)顧客満足の重要性
     1)顧客満足の重要性
     2)市場細分化と標的市場の選択

  2 秘書とマーケティング
   (1)秘書の顧客理解
   (2)マーケティングと秘書の情報処理

第8章  秘書の国際化と専門分化
  1 グローバル化する社会と秘書
   (1)グローバル化する社会
     1)企業を取り巻く環境の変化
     2)グローバル化・IT化による新しい企業価値の創造
   (2)国際秘書
     1)国際秘書の仕事  国際秘書の1日
     2)国際秘書に求められる資質とスキル
     3)国際秘書の募集と採用
     4)国際秘書に役立つ資格・称号

  2 秘書の専門分化
   (1)メディカル秘書
     1)医師の任務
     2)メディカル秘書の任務
     3)メディカル秘書のパーソナリティ
     4)メディカル秘書とコミュニケーション能力
     5)メディカル秘書の周辺
     6)一般的なメディカル秘書の仕事
     7)メディカル秘書へのインタビュー
   (2)リーガル秘書
     1)法律事務所のリーガル秘書へのインタビュー
     2)外資系のリーガル秘書へのインタビュー
   (3)その他
     1)教育機関の長につく秘書
     2)学長秘書へのインタビュー

第9章  これからのビジネス社会と秘書
  1 働き方の変化と秘書
   (1)秘書の働き方の変化
     1)変化する秘書の仕事
     2)変化するビジネス・コミュニケーションの方法
     3)働き方の変化の例
   (2)専門化と派遣業化
     1)専門化
     2)派遣業化

  2 新たなニーズへの対応
   (1)男女共同参画社会
     1)男女共同参画社会の実現のための整備
     2)男女共同参画社会の実現のための取り組み
   (1)セクシャルハラスメント

  3 秘書とキャリアデザイン
   (1)秘書のキャリア形成
   (2)秘書と自己啓発