出版社内容情報
ビジネスってなんだろう? 基礎から学ぶ実務教育テキスト
企業や組織は何のためにあるのか?そもそもビジネスとは何だろう?
本書はこんな基本的な質問に応えるために編集されたテキストである。
雇用形態が多様化する現代社会において、ワーカーに求められる条件も
多様化している。
流れに翻弄される事なく、しなやかに自己実現するための基礎作りとし
て読んでおきたい本。
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学生にとっても、あるいは実際にビジネス活動に携わっている社会人にとっても、有意義で有効な教材
急速に変化し多様化するビジネス環境の中で、私達は
どのような能力を開発していくことが必要なのだろうか。
これらの素朴で基本的な問題関心に答えるために、
本書が企画された。・・・・
現場で活動し、働いている個人の視点から、
これらの疑問に答えている本はあまりない。
ビジネス書と言われる各種の実践報告はたくさんあるが、
それをワーカー個々人の観点から、実践的にしかも、
論理的・体系的にかかれたものは少ないと言える。・・・「本書のねらいと特色」より
この「ビジネス実務総論」は、実務現場に限りなく近づいた実務教育である事、
実践的で効果的な教育研究を目指すという事などに大きな特徴があり、
類書がほとんどない領域でもあります。・・・・
<付加価値創造のための基礎実務論>というサブタイトルを持つ本テキストが、
学生にとっても、あるいは実際にビジネス活動に携わっている社会人にとっても、
有意義で有効な教材となることを心から期待しております。・・・・”発刊にあたって” より
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第1部 ビジネス総論 ビジネスをめぐる基本要件
第1章 ビジネスを考える : ビジネスの定義
1 ビジネスは何をめざすのか
2 2つの事業活動 : 営利組織と非営利組織
3 ビジネスを定義すると? (ビジネスの6要素)
第2章 ビジネス環境をとらえる
1 経済グローバル化
2 高度情報化
3 地球環境問題
4 少子・高齢化
第3章 ビジネス現場をとらえる
1 日本的経営システムの転換
2 オフィスからワークプレイスへ
3 ワークスタイルが変わる
第2部 ビジネス実務論 ビジネス実務をめぐる基本と応用
第4章 ビジネス実務を学ぶ : ビジネス実習学習のねらい
1 ビジネス実務を学ぶ
2 ビジネス実務学習のねらい
3 ビジネス実務の実際
第5章 ビジネス実務の基本とは
1 仕事の進め方
2 ビジネスとサービス活動
3 ビジネスと表現活動
4 ビジネスと情報活動
5 ビジネスと組織活動
第6章 ビジネス実務の活動をとらえる
1 オペレーション活動
2 マーケティング活動
3 キャリア形成(人的資源)
4 コストパフォーマンス(経理財務)
第7章 ビジネス実務を創造する
1 選択と共生の時代
2 セルフマネジメントが基本 : 自己管理・自己責任
3 キャリアデザインを描く : 自己啓発・キャリア形成
第8章 ビジネス実務の事例研究
ケース1 漠然とした物足らなさ(マンネリズム)
ケース2 部長と課長(人間関係のトラブル)
ケース3 なぜ、私が・・・・(突然の解雇命令)
ケース4 同期課長の会話(部下の育成・リーダーシップ)
ケース5 女性とキャリア(キャリア形成)
ケース6 公園をつくろう(NPO活動)