出版社内容情報
高等教育研究の第一人者である著者の大学体験の記録。学生,研究者,教官と,立場を変えながら見つめ続けてきた「大学」の姿を率直に記す。さまざまな大学や研究者との出会いや別れ,心に残る言葉の数々。一方,改革を叫びながらも一向に変化しない体制に対するもどかしさなど……。著者の大学に対する情熱の中に,現代の大学が抱える問題が浮き彫りにされている。
内容説明
私たちは大学に何を期待し、何に失望するのか。そもそも大学とは何か、教育とは何なのか。大学にかかわるすべての人に問う、体験的大学論。
目次
1 学生としての旅
2 外国大学への旅
3 教師としての旅
4 大学への旅、ふたたび