音と脳―あなたの身体・思考・感情を動かす聴覚

個数:
電子版価格
¥2,640
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

音と脳―あなたの身体・思考・感情を動かす聴覚

  • ウェブストアに52冊在庫がございます。(2025年05月01日 14時15分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 376p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784314012034
  • NDC分類 491.375
  • Cコード C0040

出版社内容情報

【試し読み】はこちら(PDF 5,668KB)



音が脳をつくり、脳が音をつくる。

言葉、音楽、都市の騒音、大自然の静寂、愛する人の声。聴覚は常にオンになっていて、私たちは音から逃げることはできない。人はみな生まれた時から、音と意味を結びつける経験を幾度となく重ね、音と脳の協調関係――独自の《サウンドマインド》――を磨き上げている。

言語障害、自閉症、難聴、バイリンガル、加齢や脳震盪、音楽療法……聞くことは、感じ、考え、動くことにどう影響するのだろうか? 音の持つ力と可能性を説く、聴覚神経科学のトップサイエンティストの集大成。ルネ・フレミング、ミッキー・ハート、ザキール・フセインら世界的ミュージシャンも絶賛!

「聞いた音がどのように私たちを形作るのかについての、 最も美しく、刺激的で、
啓発的な本のひとつ。永遠に読んでいたかった」
――メアリアン・ウルフ(『プルーストとイカ――読書は脳をどのように変えるのか?』著者)

2022年 米国出版協会 専門学術出版賞(生物医学)、ノーチラス・ブック・アワード金賞(科学・宇宙)受賞作。

《トピック》
音楽家の脳/音のリズムと脳のリズム/リズムと社会化/音と「読む脳」/自閉症/言語障害に性差はあるか?/音楽療法/バイリンガルの脳/貧困と言語環境/鳥のさえずりは言語か、音楽か?/「安全な」騒音の影響/聴覚の老化を食い止める/スポーツにおける脳震盪 ほか

内容説明

言葉、音楽、都市の騒音、大自然の静寂、愛する人の声―聞くことは、感じ、考え、動くことにどう影響するのだろうか?音の持つ力と可能性を説く、聴覚神経科学のトップサイエンティストの集大成。ルネ・フレミングら世界的ミュージシャンも絶賛!2022年米国出版協会専門学術出版賞(生物医学)/ノーチラス・ブック・アワード金賞(科学・宇宙)。

目次

サウンドマインド―音と脳の協調関係
第1部 音の働き(頭の外の信号;頭の中の信号;学習―頭の外の信号が頭の中の信号に変わるとき;聴く脳―探究)
第2部 音は私たちを形作る(音楽はジャックポット―感覚・思考・運動・感情の大当たり;頭の中のリズム、頭の外のリズム;言語のルーツは音;音楽と言語の協調関係;バイリンガル脳 ほか)

著者等紹介

クラウス,ニーナ[クラウス,ニーナ] [Kraus,Nina]
Ph.D.神経科学者。ノースウェスタン大学コミュニケーション科学・障害学部教授。ピアニストの母の影響で幼少期から音楽に親しむ。成人の神経系が学習後に再編成される可能性を最初に示した研究者の一人。30年にわたり音処理の生物学的基礎についての先駆的な研究を行ない、世界で上位1%とされるResearch.comベストサイエンティストの神経科学分野にランクインしている

柏野牧夫[カシノマキオ]
日本電信電話株式会社コミュニケーション科学基礎研究所柏野多様脳特別研究室長。NTTフェロー。人間の認知や行動の多様性について、脳・身体・環境の相互作用の観点から研究。2016年に「多様な環境での柔軟な知覚を支える人間の聴覚機構の研究」で文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)を受賞

伊藤陽子[イトウヨウコ]
翻訳家。東京女子大学文理学部心理学科卒。翻訳を柴田裕之氏に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

67
「言語障害、自閉症、難聴、バイリンガル、加齢や脳震盪、音楽療法……聞くことは、感じ、考え、動くことにどう影響するのだろうか? 音の持つ力と可能性を説く、聴覚神経科学のトップサイエンティストの集大成。」という興味深い本。このところ、嗅覚に続き聴覚も鈍りがちな吾輩としては読むしかない。2024/11/06

vinlandmbit

22
聴覚神経科学に関して、平易な言葉で脳と音、音楽、音環境の相互関係を、非常に丁寧に纏められている稀有な一冊。聴覚と音環境、脳よ音の認識に強く興味がある自分にとって、有り難い一冊でもあり、これらの領域・分野に興味がある方ならばおすすめできる良書でした。今後も学びを深めつつ、時折本書に戻ってきて再読、、という形で、理解を深めていきたいです。2025/04/13

takka@ゲーム×読書×映画×音楽

18
聴覚神経科学の分野で活躍し、著作物で4万4千以上引用された著者が、一般向けに「サウンドマインド」という言葉で音と脳の協調関係をまとめた本。過去に読んだ本も「運動と音楽は連動する」と書かれていたため、音楽ゲームが脳に与える影響が気になった。ここ100年で音楽は当然のようにBGMになり、信号から騒音になった。赤ん坊の声が嫌われるように音は選別して無視され、また電話からメールやSNSになり情報は伝えられても文脈が伝わりづらくなった。文字や映像メディアが溢れる現代こそ聴覚を知る必要があると感じた一冊。2025/02/12

kirinsantoasobo

13
図書館本。神経科学者である著者が、音と脳の協調関係を様々な角度から説明しています。聴覚には感覚・運動・思考・感情が関与していて、音をただ聞くのではなく、音と深く関わることによって音を理解しているそうです。ただ、現代はあらゆる音が溢れすぎていて、自然と騒音として無視するようになり、脳に悪影響を与えてしまっているようです。また、生まれた頃から成長する過程で耳にする音が脳に影響を及ぼすのにも驚きでした。でも、大人になってからでも運動によって認知スキルは向上するそうです。2025/04/07

MASA123

11
全般的に「サウンドマインド」という言葉がキーワードだ。 (6章)リズムスキルは「リズム感」があるかないかの差ではなく、どのリズムパターンが得意(か苦手か)である。 (8章)筆者の夫はギタリストだ、「オートバイが通った」と言うと、夫はオートバイのメーカーとモデル名まで言う、音楽家は詳細に音を聴いている。 (13章)アスリートと音楽家は、騒音下でも人の声をよく聴きとれる。アスリートは必要な音(パスの指示とか)に集中できるように脳が周囲の音を小さくするが、音楽家は脳が必要な音を大きくして聴きとる。2024/12/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21680853
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。