ウィキペディアでまちおこし―みんなでつくろう地域の百科事典

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

ウィキペディアでまちおこし―みんなでつくろう地域の百科事典

  • 伊達 深雪【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 紀伊國屋書店(2024/01発売)
  • 紀伊國屋出版部の本いつでもポイント2倍!,ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 60pt
  • ウェブストア専用在庫が4冊ございます。(2024年04月28日 19時14分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 326p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784314012027
  • NDC分類 601
  • Cコード C0036

出版社内容情報

【試し読み】はこちら(PDF)



Wikipedia Town?
2017年には日本各地で100回以上開催され企画実施およびサポートした全員がLibrary of the Year優秀賞を受賞!

世界最大の多言語オンライン百科事典「ウィキペディア」の項目を充実させることで地域の魅力を発信しよう!という、まちおこしプロジェクト「ウィキペディアタウン」が静かに広がっている。

プロジェクトの舞台の多くは地域コミュニティや図書館、博物館。
地元図書館の資料をつかって地域のことを一緒に調べ、ウィキペディア上に地域が誇る名所や文化財の記事を作成。現地にQRコードを貼って誘導するなど観光案内板の代わりとして、次世代への文化継承のツールとして、さらには「調べ学習」や「情報学習」の一環として――

さまざまな可能性を秘めた本プロジェクトについて、公立高校の図書館司書で、ウィキペディアタウンの講師もつとめる著者が、自らの経験を振り返りながら、その楽しみ方と活用の仕方をガイドする。

内容説明

ある都市のウィキペディア項目に高画質の写真や詳細な紹介文を加えたところ、観光収入が増加した―まちの活性化やオープンデータ推進の取り組みとして地域コミュニティや図書館、教育現場などから注目を集める「ウィキペディアタウン」。その魅力と活用の仕方をガイドする!

目次

第1部 ウィキペディアタウン、始めました―地域を知る・新たなつながりが生まれる(はじまりの「こまねこまつり」―地域初のウィキペディアタウン開催;歴史に埋もれた丹後の女性たち―「ウィキギャップ」とある女性郷土史家との出会い;みんな大好き「酒ペディア」!―地域を見る目の重層性;砂の鳴る琴引浜で高校生と「3Qタウン」―次世代につなぐバトン)
第2部 読者から編者へ―地域情報を“正しく”発信する(地元の伝統産業と格闘した日々―ウィキペディア編集デビューの頃;見知らぬ誰かの助け舟―ウィキペディア・コミュニティの入り口へ;偽文書“椿井文書”が立ちはだかる―地域情報を“正しく”発信できるか ほか)
第3部 イベントから日常へ―ウィキペディアタウンの課題と可能性(誰もが町づくりの当事者へ―見本市と情報の整備;図書館発の企画とその継続を妨げるもの;ウィキペディアタウンの始めかた)

著者等紹介

伊達深雪[ダテミユキ]
京都府立高校の学校図書館司書。地域学習や情報教育にウィキペディアの活用を推進し、京丹後市を中心にウィキペディアタウン開催を支援するボランティア活動(edit Tango)を創始、地域や高校、大学などで年間20回以上のエディタソンに関わる。令和元年度文部科学大臣優秀教職員表彰、第50回学校図書館賞奨励賞ほか受賞多数。2019年には勤務校がLibrary of the Year優秀賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobuko Hashimoto

24
ウィキペディアは検索でトップに出ることが多いので、地域の情報を項目立てすることで(出典をきちんと載せていれば)知られていないが貴重な情報を載せている埋もれた文献に行き着く可能性が高まる、消えゆく伝統や慣習が残せる可能性が高まる、地域おこしになる可能性がある、というのは、なるほどだった。そのためにウィキペディアに執筆する人を増やす活動を展開されている著者の熱意には感服する。実際、著者が書いた項目は質が高いと評価されているそう。とはいえ、2024/02/09

Mayuko Kamiwada

4
何かを調べる時によく使うのがインターネットの中でもWikipediaが多いと思う。学校の調べ学習でも子どもたちは本を使わずにWikipediaに書かれていることを引用することもある。Wikipediaは信用できるのかと疑っていたけれどWikipediaは個人が信頼できる書籍で調べて編集していることが本書で知った。多数のWikipediaを編集するボランティアによって成り立っている。誰でも編集することができるWikipediaを使って町おこしのイベントに発展させるとは面白いと思った。2024/02/07

高木正雄

2
イベントが一回きりで終わってしまったり、参加者のモチベーションが続かないといった課題に注目しているのは素晴らしいと思った。藤織りの写真を撮るために奔走するなど、筆者のフットワークの軽さに驚いた。その甲斐あってか京都府北部の記録を残すという切実な課題は実現出来つつあるようだ2024/03/22

ebi_m

2
丹後地域で、有志で地域密着のWikipedia執筆イベントを精力的に行っている著者の本。自分はこの系統のイベントでは、制限時間内に何かを書くのが難しくて納得いかないまま終わってしまいがちなんだけど、そういえば、丁寧にフォローしてくださる方と一緒に、他の人とも協力して書けた回は結構面白かったな…。他の人と一緒にやる醍醐味はその辺かな。事前に記事構成を考えたり、高校生の参加者が概要として一番骨になる文章を作れるように工夫したりしていて、プログラム工夫されてるんだなあと思った。椿井文書のくだりはスリリングだった2024/03/10

てら

2
ウィキペディアの勉強2024/02/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21604426
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。