中年の本棚

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784314011754
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

人は誰でも初めて中年になる。
若いつもりでいたのに、あるときを境に
気力・体力の衰えや老いの徴候が目につき、
家族の問題がのしかかり、
仕事でも上と下の板ばさみになる。
この先、自分に何ができるのか――


中年期に差しかかり、そんな迷いのただなかにいた著者の蔵書の一角を、次第に中年に関する本が占めるようになった。小説・エッセイから自己啓発本・実用書まで、中年期に書かれた、あるいは中年をテーマにしたありとあらゆる本を手に思考をめぐらせた、「scripta」で人気の読書エッセイを単行本化。

◆各紙誌でぞくぞく紹介!◆
・「毎日新聞」2020年8月29日(持田叙子氏)
・「信濃毎日新聞」2020年8月29日付
・「しんぶん赤旗」2020年8月30日付(生沼義朗氏)
・「日刊ゲンダイ」2020年9月5日付
・「神奈川新聞」2020年9月6日付
・「東京新聞」2020年9月12日付
・「週刊新潮」2020年9月17日号(渡邊十絲子氏)
・「サンデー毎日」2020年9月20日号(岡崎武志氏)
・「ダ・ヴィンチ」2020年10月号
・「婦人公論」2020年10月13日号


【著者】 荻原魚雷(おぎはら・ぎょらい)
1969年三重生まれ。文筆家。著書に『古書古書話』『日常学事始』(以上、本の雑誌社)、『本と怠け者』(ちくま文庫)、『古本暮らし』(晶文社)ほか、編者をつとめた本に『吉行淳之介ベスト・エッセイ』(ちくま文庫)、梅崎春生『怠惰の美徳』(中公文庫)ほかがある。

内容説明

気力・体力・好奇心の衰え、老いの徴候、板ばさみの人間関係、残り時間…人は誰でも初めて中年になる。この先、いったい何ができるのか―中年を生き延びるために。“中年の大先輩”と“新中年”に教えを乞う読書エッセイ。

目次

「四十初惑」考
時をかける中年
サブカル中年の話
上機嫌な中年になるには
「真贋」を見分ける
「林住期」の読書
日曜○○家
プロ棋士の“四十歳本”
仕事をやめたくなるとき
「フォーティーズ・クライシス」の研究
「青春崇拝」と年相応
「ガンダム世代」、中年になる
水木しげる、長寿と幸福の秘訣
「中年シングル」の課題
それぞれのかたち
『赤グリ』と『青グリ』
中年の文学
“世の中とうまくやってけないけどなんとか生きてる”先輩
文学中年の課題
尾崎一雄の「小さな部屋」
「下流中年」の生きる道
中年フリーランスの壁
色川武代、「心臓破り」の五十路
“新中年”に学ぶ
「中年男」のライフ・コース
「輝く中年」の孤独
さらされるバブル世代
「昨日できなかったことが今日できるようになる」
橋本治、明日の中年のために

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

110
「中年の本棚」という題名がついている通り筆者が40代になって感じたことを本に絡めて論じていると感じました。一種のエッセイだという気がします。ただここに取り上げられている本はいわゆる最近のベストセラーということではなくむかしの本も結構取り上げられていて地味な本が多いと感じました。気持ちが落ち着くような気がしました。2022/10/19

ゼロ

109
表題にもあるように「中年」にフォーカスした書評エッセイ。40代の「中年」について書かれた本を選書しているようです。「中年」を「世の中とうまくやってけないけどなんとか生きてる先輩」と評した「たそがれたかこ」は気になりました。一重に「中年」と言っても、個人差はあるものです。しかし、体力が落ちたり、人生の選択肢が限られたり、新しいことに興味を持てなくなったり、思ったよりも大人ではなく幼稚であったり、常識を知らなかったり…などのあるあるネタがあり、改めて人生を見つめ直すきっかけになった一冊でした。2024/05/31

アナクマ

48
新入生には新入生の、思春期には思春期の初体験があるように、初めてそれを迎えた者には固有の戸惑いがある。40代の著者による、中年のための読書記録。◉仕事、健康、趣味、孤独。若さ、両親、老先輩。未熟、サブカル、個、ガンダム…と、中年をとりまく諸テーマに沿った小説・マンガ・ビジネス書などから引用多数。「先輩/新中年の教え」を受けた著者の素直な省察は、ほんのりと深く、響きました。◉紹介したい名言が多々あるのですが、まずはひとつ。→「とりあえず寝る、ことより大事な事はないように思えてきた」(田辺聖子)◉ですよね。→2021/06/11

akihiko810/アカウント移行中

43
40代になった作者が「中年本」として中年を意識する本をつらつらと紹介しながら「自分の中年感」を語るエッセイ本。印象度B+ ブロガーのphaさんが紹介してた本。中年(40代以降)になり、気力体力の衰えを自覚することになった時に読んだ本だという。私も気づけばアラフォー、中年の門前まできてしまったので、気になり読んでみた。 著者は定職に就いたことのないフリーランスの売文家。経済的に不安定・独身中年という身から「中年を生きるには」という本を紹介し、考えていて、とても他人事ではなく苦笑しながら共感して読んだ2024/05/27

TATA

39
ホント素敵なエッセイ。中年というカテゴリーにどっぷり浸かっている自分には響くところの多い一冊でした。様々なところに自分が学ぶべきものはあるはずで、それらについて示してくれる本が数多あるという幸せをあらためて教えてくれました。荻原魚雷さんの語り口も好き。水木しげるさんの考察が白眉でした。2023/11/18

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