内容説明
「惑星カプラの怪」「タイタンの大胆な紋様」「時間を追い越す電話」…語句遊び、論理学から幾何学、トポロジー、対数まで、SF仕立ての全36問。
目次
惑星カプラの怪
2から3を生ずる法
宇宙で玉突き
邪魔な性は除け
剣呑ドイル
ドクター・モロー3世の危険な実験
ベーゲル号の出発
海王星の巨大な環
クローンだまし博士の奇怪なトロイド
アツメ氏の切手〔ほか〕
著者等紹介
ガードナー,マーティン[ガードナー,マーティン][Gardner,Martin]
1914年アメリカ・オクラホマ州生まれ。シカゴ大学卒業。数学評論家、著述家。1956年から25年にわたり、『Scientific American』誌に「Mathematical Games」を連載。2010年5月逝去
上島建吉[カミジマケンキチ]
1931年東京生まれ。1957年東京大学大学院修士課程修了。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニミッツクラス
10
82年の2200円の初版。SF的状況設定の中で読者にパズルを提供。元本は米77年創刊の「アイザック・アシモフSFマガジン」で、一冊一題の掲載だから人気を博したのだが、本書のように書籍に纏まる(36題)とちと辛い。ハードカバー、左開き、設問と解答と派生する別の設問と三連になる事例が多く、各々を別々に掲載してあるので超面倒。本書の「2から3を生ずる法」は集英社アンソ「さようなら、ロビンソン・クルーソー」の「医師のジレンマ」、「惑星カプラの怪」は同社「気球に乗った異端者」の「カプラの迷い子」となる。★★★★☆☆2019/06/15
EnJoeToh
3
訳がちょっと。2012/03/19
ほにょこ
0
★★★面白い問題もありましたが、古臭いものやつまらないもの、原書で読まないと意味がないものもありました。 読みにくい構成で、順番に取り組もうとすると栞が3枚くらいほしくなります。 がっしりした表紙にいい紙を使っているので長期に渡って使用するのにはいいかもしれません。2014/03/20