出版社内容情報
感覚器官・運動器官としての手の機能や、手の進化、利き手の研究などを脳とのつながりで詳しく解説する。著者代表作の増補新装版。
手をうまく使えない子どもが増えている。はたして手の器用さは、どのように発達するのだろうか? 本書では、感覚器官・運動器官としての手の機能や、手の進化、利き手の研究などを脳とのつながりで詳しく解説した。手を創造的に使うことが脳の働きを高めることを示した1982年刊行の著者代表作に、脳科学の最新知見をアップデートした増補新装版。
【著者紹介】
1932年生まれ。京都大学名誉教授。東洋学園国際医学技術専門学校副校長。医学博士。大脳生理学の世界的権威であり、乳幼児教育に関しても精力的に活躍している。
内容説明
手の基本構造から、感覚の処理、器用さ、利き手の謎などを、脳とのつながりから探究する。手を創造的に使うことによって脳の働きを高められると説いた著者代表作に、脳科学の最新知見を増補した新装版。
目次
第1章 手は外部の脳である
第2章 手と前頭葉
第3章 感覚器官としての手
第4章 手はどうして動くか
第5章 手と前頭前野
第6章 手の器用さ
第7章 利き手と脳
第8章 手と脳の進化
第9章 手と脳の現在と未来
著者等紹介
久保田競[クボタキソウ]
1932年生まれ。京都大学名誉教授(医学博士)。東京大学医学部卒。同大学院で、脳研究の第一人者、故時実利彦教授のもと、脳神経生理学を学ぶ。1967年に京都大学霊長類研究所神経生理研究部門助教授に就任、後に教授、同所長を歴任。近年は脳科学の知見を活かした幼児教育の分野で注目を浴びている。現在、東洋学園国際医学技術専門学校副校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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