出版社内容情報
著名な児童精神科医が、13の事例を通して、幼少期のトラウマが脳に与える影響と回復への道筋を描いた心あたたまるノンフィクション。
カルト教団の集団自殺、9.11など、多くの有名な事件でトラウマを負った子どもの治療を手がけてきた児童精神科医が、性的虐待やネグレクトなど深刻なトラウマを経験した子どもの13の事例を通して、幼少期のストレスや虐待経験が脳の発達に与える影響と回復への道筋を描く。心あたたまるノンフィクション。
【著者紹介】
ブルース・D.ペリー:NPOチャイルド・トラウマ・アカデミー上席研究員、FBIのコンサルタント。子どもの発達とトラウマの分野での世界的権威の一人。コロンバイン高校銃乱射事件、9.11など多くの有名な事件でトラウマを負った子どもの治療を手がけた。
マイア・サラヴィッツ:ジャーナリスト。ニューヨーク・タイムズ紙等に寄稿。
内容説明
アメリカの著名な児童精神科医が、カルト教団の子どもたち、母親の殺人を目撃した少女、犬の檻で育った少年などの13の事例を通して、虐待やトラウマが子どもの発達に与える影響と回復への道筋を描く。
目次
ティナの世界
君のペースで
天国への階段
接触への飢え
冷えきった心
犬として育てられた少年
悪魔教団パニック
カラス
「ママは嘘をついている。ママにやられた。警察を呼んで」
子どもたちの優しさ
コミュニティの癒し
著者等紹介
ペリー,ブルース・D.[ペリー,ブルースD.][Perry,Bruce D.]
ノースウエスタン大学で医学博士号とPh.D.取得。NPOチャイルド・トラウマ・アカデミー上席研究員。FBIのコンサルタントも務めている。虐待などのトラウマが子どもの発達に与える影響の研究と治療における世界的権威の一人。コロンバイン高校銃乱射事件、9・11同時多発テロなどの多くの有名な事件で、トラウマを負った子どもの精神的なケアを担当した
サラヴィッツ,マイア[サラヴィッツ,マイア][Szalavitz,Maia]
サイエンス・ライター
仁木めぐみ[ニキメグミ]
翻訳家。東京都生まれ。跡見学園女子大学英文学科卒
杉山登志郎[スギヤマトシロウ]
1951年静岡市生まれ。あいち小児保健医療総合センター保健センター長兼心療科部長。日本小児精神神経学会常務理事、日本子ども虐待防止学会理事などを務める。専門は児童青年期精神医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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どんぐり
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
NY
サトゥルヌスを喰らう吾輩
キキハル