内容説明
デザイナーの発想はどこから湧いてくるのか。第一線で活躍するグラフィックデザイナーが、発想のルーツを求め、さまざまなイメージの「はじまり」のドラマを探る旅に出た…反転につぐ反転、「図」が「地」となり「地」が「図」となる。ものの見方・世界の捉え方が変わる、楽しく読めるデザイン・エッセイ。
目次
対という観念
速度への憧れ
遠近法と奥行き
直線の発見から四角形へ
魔方陣とグリッド
螺旋と酩酊感
抽象表現
反転するイメージ
ラインと連続
混ぜる文化
感覚の置換
読みやすさの追求
メリハリをつける
封じ込める
レディメイド
デフォルメ
オブジェ
著者等紹介
松田行正[マツダユキマサ]
グラフィックデザイナー。書籍・雑誌のデザインを中心に活躍。現在、『CONFORT』『デザインの現場』『10+1』『InterCommunication』などのADをつとめる。ここ数年はせんだいメディアテーク、大社文化プレイス、みなとみらい21の元町・中華街駅プラットフォーム、まつもと市民芸術館、富弘美術館などの建築のサイン・デザインも手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。