出版社内容情報
【執筆】苅谷剛彦/玄田有史/菅野仁/山田昌弘/浜田寿美男/茂木健一郎/佐倉統/吉澤夏子/島田裕巳/内野正幸/武田徹/紅野謙介/斎藤環/佐藤健二/西研/小谷野敦
2006年掲載
サンデー毎日6/4、日本経済新聞6/4、四国新聞6/10、信濃毎日新聞6/11、北國新聞6/4、徳島新聞6/4、大学新聞6/25、出版ニュース7月中間号
*******************
著者それぞれの個性を十二分に自由に発揮してもらうことで、
「いまこの国で大人になるということ」への多様な切り口・語り口が生まれる。
それらが一冊の書物として束ねられ、協奏し合うことで、
一人の著者ではできない競演・共演ができる。
(「まえがき」 より)
内容説明
さまざまな分野の第一線で活躍中の著者たちによる、“大人になる”ということをキーワードに、自分なりの視点から現在の若者を囲む情況を浮き彫りにした、ポジティブな考え方・生き方につながるメッセージ。
目次
わからなくていいのだ(玄田有史)
大人になることの苦味と希望―“半歩先を行く自分”を見出す(菅野仁)
できちゃった婚から一生独身まで―家族のなかで大人になること(山田昌弘)
大人をつくれない学校(苅谷剛彦)
「将来」によって食いつぶされる「いま」―「発達」という視線(浜田寿美男)
大人になっても忘れてはいけないこと(茂木健一郎)
ヒトは二段階で大人になる―生物として、人間として(佐倉統)
理不尽な現実をどう受け止めるか―男/女になるということ(吉澤夏子)
大人になるためのイニシエーションとは(島田裕巳)
法律の視点から見た“子ども”と“大人”―権利・ルール・社会参加(内野正幸)
こうしてメディアは「大人」になりそこねた(武田徹)
たいがいのことは映画から教わった―映画少年における「大人」の世界(紅野謙介)
サブカルチャーとともに大人になること(斎藤環)
歴史と出会い、社会を見いだす(佐藤健二)
大人になること、自由になること(西研)
大人/子供の危うい綱渡り(小谷野敦)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
NICK
ぷるぷる
ステビア
いのふみ