仕事を持つのは悪い母親?

個数:
  • ポイントキャンペーン

仕事を持つのは悪い母親?

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784314009218
  • NDC分類 366.38
  • Cコード C0036

出版社内容情報

女性が働くことが当たり前の世の中で、母親が抱える憂鬱さを解明。

「母性信仰」にプレッシャーを感じる母親は、仕事の有無に関わらず、子育てを「独りで」「時間に追われて」こなしている。精神分析医として20年のキャリアを持つ著者が、母親が生理的に抱く罪悪感のメカニズムを解説しつつ、母親絶対論にのっとる社会通念の誤りを指摘。子供と働く両親にとってベストな育児のあり方を示し、母親を不安と憂鬱から解放する。


****************************************************

ひとりで背負わなくても だいじょうぶ


夕方になると疲れていて、
   朝はなぜかイライラしてしまう。
――どうして私は憂鬱なんだろう?

母親絶対論にプレッシャーを感じる母親は、
子育てを「独りで」「時間に追われて」こなしている。

いつもうしろめたさを感じて、憂鬱な気持ちでいる。

その理由を知れば、仕事を持つ母親も、
子育てのために家にいる母親も、
  重たい<母性信仰>から解放されて
    気持ちが軽くなる!

****************************************************

第1章 母性と罪悪感
    1 働く?働かない?理想と現実
         親になると、気持ちが揺らぐ / 子供が誕生すると、驚きっぱなし /
         母親の仕事と、子供の教育 / 母親信仰の重み /
         「きみの好きにしていいよ」の苦しみ

    2 仮面をかぶった罪悪感
         壜の中身は常に半分 / 非難を他人に向ける /
         子供と離れると病気になりそう! / あまり顔を合わせないので、埋め合わせ /
         罪悪感の原因は? / 危険信号は、深く考えるチャンス /

    3 母親になるって、罪悪感の世界に入ること?
         赤ん坊といるのに不思議な孤独感 / 一定の時間をおいて繰り返されるゲーム /
         誕生を祝う習慣の必然性

    4 違う性に生まれて
         女の子と男の子は違うけれど / 女の子と男の子。でも生まれたときは「赤ん坊」/
         「女の子だから」「男の子だから」・・・・・

    5 女の子から女性へ
         男女混浴(男女がともに存在すること)について / 
         男性と女性、違う方法で、一緒に

    6 母親になる ―― 赤ん坊に戻ったと感じながらも大人
         母性的な弱さ / 母性は波のうねり / 赤ん坊と、とても身近な人 /
         気分転換したい

    7 母性、魔性との両面性
         コントロールできない感情 / 妖精は揺りかごの上にいる?

    8 全能の母親
         場所を空けるために譲る / 昔の心の傷・・・ /
         全権を持つ母親と、試運転中の父親 /
         母親も父親も親 / 問題を無視するための罪悪感 / 完全でも、満足でもなく

第2章 働く両親の子供たち
    9 間違いだらけの罪悪感
         第一の間違い:母親の仕事は子供を混乱させる /
         第二の間違い:母親が幸せなら、子供も幸せ /
         第三の間違い:子供にとって母親にまさるものはない

    10 もう離れなければならないとき
         親離れ子離れは主観的な体験 / 離れるのに抵抗する気持ち /
         親と離れた子供のイメージ /
         母性愛の欠如というヴェール / 子離れ親離れの構造 / 離れることと、再会 /
         子供はすぐに別個の存在 / 初期の親離れは子供ひとりではできない / 
         親離れの条件――受け入れ

    11 幼児が他人を発見するとき
         妊娠中から、赤ん坊は逃げていく・・・ / 母親のむこうは水平線 /
         赤ん坊と他人の関係 /
         赤ん坊は世の中が大好き / 赤ん坊は友だちを選び、影響し合う

    12 子供を預ける ―― 質が最優先
         質のいい受け入れの目安 / 子供の個性を尊重する / 愛情面で安心させる /
         子供のバイタリティーを助長する / 子供の自尊心を尊重する

    13 子供のまわりで明確な関係を作る
         両親のいない子供は存在しない / 両親と子供は親子関係 /
         専門家と、両親・子供はプロの関係 /
         現実の関係は全員で、それぞれの立場で / 家庭と受け入れ先、違いを生か /
         お互いに話し合い、立場を決める

    14 子供のための時間とは?
         子供のためにという神話 / 働く母親は不在の母親ではない /
         時間がない、頭がいっぱい /
         時間がない、しかし時間はある / 先行すれば時間は前に置ける

第3章 子供、仕事、家庭?はい。でも何もかもひとりではやらない!

    15 子供の受け入れ先? ごまかしだらけ
         子供の世話は将来への準備 / 子供には両親二人の説明を

    16 仕事の世界は? 子供を拒否
         職場でも家庭でも状況は変化 / 企業での家父長制、または企業の戦略の失 /
         女性は出口を探している / 女性と政治

内容説明

精神分析医として20年の臨床経験を持つ著者が、不要な罪悪感のもとになる母親絶対論をくつがえし、子どもと“働く両親”とのベストな関係を提案、母親を不安と憂鬱から解放する。

目次

第1章 母性と罪悪感(働く?働かない?理想と現実;仮面をかぶった罪悪感;母親になるって、罪悪感の世界に入ること? ほか)
第2章 働く両親の子供たち(間違いだらけの罪悪感;もう離れなければならないとき;幼児が他人を発見するとき ほか)
第3章 子供、仕事、家庭?はい。でも何もかもひとりではやらない!(子供の受け入れ先?ごまかしだらけ;仕事の世界は?子供を拒否)

著者等紹介

ジャンピノ,シルヴィアンヌ[ジャンピノ,シルヴィアンヌ][Giampino,Sylviane]
フランスの心理学者・精神分析学者。幼児とその家族を専門とする臨床精神分析医として二十年以上のキャリアを持つ。A.NA.PSY.p.e.(幼児心理学者全国組織)の創設メンバー。保育園の質向上などの問題に積極的に取り組み、雑誌などにも記事を発表する

鳥取絹子[トットリキヌコ]
翻訳家、ジャーナリスト。お茶の水女子大学卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。